どもども、殿井です。
さて、今月は本領発揮にホラー特集で行ってみようと思ってますが、
その前に、昨年に続き殿井もお手伝いしている
“2013年酒豆忌〜中川信夫監督を偲ぶ集い”の告知です。
今年は(あんまり関係ないけど-笑-)記念すべき当サイト開設2周年目にもあたります、
7月13日(土)に東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホールにて開催です!
当日は近年中々上映の機会に恵まれなかった、
中川信夫監督の51年作時代劇『疾風鬼姫街道』(『鬼姫しぐれ』改題)が、
美麗なニュープリント版で上映予定。
この作品は、サイレント時代に伊藤大輔監督や山中貞雄監督が活用した
“字幕”をトーキー作品に復活させた意欲作。
盤城平藩主、内藤丹後守は、家督を弟の和泉守に譲り、
一人娘の多恵姫が成長したら婿養子を迎え内藤家を継がせるよう遺言を残し世を去った。
和泉守には多恵姫と同い年の八重姫がおり、江戸表で行儀作法を教えられ女らしく成長した。
一方多恵姫は、国本で木登り、乗馬と男のように育てられ鬼姫と呼ばれていた。
その多恵姫の婿が松島源三郎に決まるが、
悪家老大島刑部は和泉守を唆し八重姫に家督を継がせようと画策。
江戸よりさしむけたお艶を多恵姫付けにして、家督相続の証拠品を奪おうとする。
そんな多恵姫の危機を救ったのはお艶が心を寄せる風来坊の笹井又四郎だった。
多恵姫は笹井に想いを寄せるようになるのだが…
という内容。
タイトルのボクと握手はあくまでネタですが、
当日ボクも今回初見となるこの作品を、皆さんと一緒に観れることをメチャ楽しみにしております。
なお当日会場では、中川家私家版として刊行されたものを
酒豆忌実行委員会で復刻した『中川信夫詩集 業(ごう)』も10部限定で販売します。
本書中で詠われる飾らずかつ力強く紡ぎだされた言葉のリズムは、
中川監督が映画で描いてきた思い・世界をより純化したものであり、
映画作品をより深く楽しむうえでも必携の一冊です。
以下、正式告知です。
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●酒豆忌(中川信夫監督を偲ぶ集い)のお知らせ
酒と豆腐をこよなく愛したわれらがカントク、
中川信夫さんを偲ぶ集い「酒豆忌」を今年は下記の通り行います。
「酒豆忌」は多くの映画関係の皆様、劇場様のご協力、
そしてファンの皆様に支えられて、毎年欠かさず続けてきております。
本年は上映素材及び会場を東京国立近代美術館フィルムセンター様にご協力頂き開催する運びとなりました。
作品は永らく上映の機会に恵まれなかった
嵐寛寿郎、花井蘭子主演の時代劇『疾風鬼姫街道』(『鬼姫しぐれ』改題)を中川信夫監督研究のための参考上映を致します。
また本作品はニュープリントした35mmでの上映となります。
稀少な作品を綺麗な状態でのご鑑賞お楽しみいただき、
その後の懇談会で、お話に花を咲かせていただき、
今年の酒豆忌も盛り上げていただきたく、皆様のご出席を楽しみにお待ちしております。
記
◆日 時
2013年7月13日(土)
12時45分 受付開始
13時15分〜14時38分 上映
15時00分〜16時30分 酒豆忌
17時00分〜 交流会
(交流会の会場はフィルムセンターではありません。
費用別途、参加自由です。詳細については当日受付でお問い合わせ下さい)
◆会 場
東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホール[地下1階]
03-5777-8600
東京都中央区京橋3-7-6
◆会 費(参考上映費を含む)
3,000円
*なお参考上映のみご出席の方は1,000円です
宇津井健、香川京子、桂千穂、北沢典子、坂下正尚
鈴木健介、瀬川昌治、矢代京子、渡辺宙明
以上幹事一同
「酒豆忌」実行委員
伊藤範子、岩畑雄一朗、川鍋かつら、下村健、高木美貴
高橋洋、長谷川康志、原口和也、宮田晴夫(殿井君人)、横山俊雄
連絡先 「酒豆忌」事務局 鈴木健介
※お申込、お問い合わせは、
下記の公式facebookイベントページにメッセージ、
もしくはメール vzg03213あっとにふてぃ.com(ひらがな部分を@niftyに変えてください)にてお願いします。
殿井が承ります。
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