本日(12/1)公開のスティーブン・スピルバーグ監督最新作
『タンタンの冒険 ★ユニコーン号の秘密★ 3D』。
その舞台裏メイキングムービーがyoutubeでいくつか公開されているようでござる。
▼The Adventures of Tintin Behind the Scenes - Steven Spielberg Movie (2011) HD - YouTube
最初の予告を見た時も思ったが、この映画CGアニメでござるよな?
冒頭のカチンコとかを見て、思わず
「実は役者に特殊メイクした実写映画か?」
と勘違いしそうになったであるよ(笑)
まあそれくらい実写と見間違えるほどのクオリティの本作であるが、
さらに凄そうなのがその実に未来的な製作システム。
なにせスピルバーグ監督が
「この映画は、1980年代の『インディ・ジョーンズ』、1990年代の『ジュラシック・パーク』以来の、私の新たな冒険の始まりであり、これからの映画の方向を示す画期的なもの」
と言い切るほど。
実に興味深いでござる…以下詳細は続きで。
▼スピルバーグ監督30年来の夢が結実! 渾身の3D『タンタンの冒険』 - 日経トレンディネット
その画期的なシステムというのが”フルデジタル3Dパフォーマンスキャプチャー”と言われるもの。
↑の記事から引用すると、
タンタン役のジェイミー・ベルをはじめ、世界トップクラスのアクターたちは、無数の反射ドットを身につける。
さらに、その動きを360度のアングルからとらえるために100個以上のカメラが取り付けられた、「ボリューム」と呼ばれる白とグレーの舞台で演技する。
加えて8個のHDビデオカメラのついたヘルメットも着用。
顔に向けられたカメラが、目や口、顔の筋肉などの細かな動きを間近で捉え、
微妙でヒューマンな表情や肌の質感などを的確にとらえる。
そのデータがコンピュータに取り込まれ、リアルタイムで3D映像に変換されていく。
体の動きだけでなく、表情や肌までリアルタイムにデータ化…
まさに究極のキャプチャー=リアルタイム映画製作システム。
こちらの動画ではその撮影の様子が確認できるでござるよ。
▼'The Adventures of TinTin' Filmmaker Fanboys Featurette - YouTube
スピルバーグも現場では、メガホンならぬスクリーン付きのゲームコントローラーで
合成後の映像を確認しつつ、俳優に指示を出しているよう。
こんな姿も実に近未来的でござるな。
これほどの映画なら、ぜひ3D版の方をを体感してみたいもの。
拙者も週末には劇場にはせ参じるつもりでござるよ!
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