いよいよ今日8/17より公開となります、東京・京橋・国立映画アーカイブでの展覧会『生誕120年 円谷英二展』。
気になる内容もさることながら、なんと入場料が250円という破格のお値段なのはご存じですか?
以下詳細です。
テーマは、《特撮の父》―その黎明から開花へ。
私たちは「ゴジラ」や「ウルトラマン」のいない日本の映像文化の歴史を想像できるでしょうか?(中略)
日本の映像界が世界に誇るこうした技術を切り拓いた"特撮の父"円谷英二(1901-1970、本名英一)は、この2021年に生誕120年を迎えます。(中略)
それを記念して、須賀川市との共催により実現する本展は、イギリスで新たに発掘された円谷撮影の初期作品『かぐや姫』(1935年)も含めて、若き日の功績にも注目しながらその生涯を紹介します。
上の紹介文にもあるように、よくある作品中心の展覧会というよりも、円谷英二監督の生涯にフォーカスを当てた内容とのこと。
構成も以下の通りです。
第1章 若き映画キャメラマンとして
第2章 特撮への志
第3章 東宝特撮の時代
第4章 円谷プロの創設
昭和系の円谷特撮本とかお好きな方にはもうたまらない内容じゃないでしょうか(^o^)
出品物はまだ未公開ですが、↓の記事によると
▼"特撮の父"円谷英二展、17日に開幕 生誕120年「ゴジラ」「ウルトラマン」など振り返る(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
亡くなる日に「仕事に復帰したいと思ふ」とつづった日記やポスターなど約200点が紹介される。
とのこと。
中にはかなりのレア物もあるんでは。
その中の一つがこれじゃないかな?
以前ニュースで話題になった失われていた初期作品『かぐや姫』の凱旋初上映!
▼生誕120年 円谷英二展『かぐや姫』上映会 | 国立映画アーカイブ
イギリスで発見された、J.O.スタヂオ製作による音楽映画『かぐや姫』(国内公開1935年、監督:田中喜次、撮影:円谷英二)の海外向け短縮版(1936年作成)が、85年の時を経て日本へ里帰りを果たしました。
長らく失われていた『かぐや姫』は、「ゴジラ」「ウルトラマン」シリーズを生み出した、今年生誕120年を迎える"特撮の父"円谷英二が撮影を手がけた初期作品です。
円谷の若き日の功績を伝える本作を、どうぞごゆっくりご鑑賞ください。
この機会を見逃すと、次はいつ見れるかわかりませんよ~。
上映日は以下。
2021年9月4日(土)、5日(日)
会場は、国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)です。
これだけチケット別購入になるみたいですが、気になる方はぜひ購入先・上映時間等リンク先でご確認下さいね。
などなど、円谷英二監督個人の展覧会というユニークなコンセプトも良い感じなのですが、最初にも書いた通り、
・大人250円
・大学生130円
・18歳以下の子供と65歳以上のお年寄りは無料
という「一桁まちがえてんじゃないの?」と思ってしまうロープライスが何よりうれしいです。
このお値段なら、ご家族連れで気軽に立ち寄る事もできますよね。
入口ではウルトラマンがお出迎えしてるそうだから、きっと小さいお子さんも喜ばれるんじゃないかな。
円谷一さんや金城哲夫さんがウルトラマンのお父さんなら、英二監督はいわば"おじいさん"?
お子様連れで行かれる方は、ぜひお子さんに
「この人は"ウルトラマンのおじいさん"なんだよ」
と説明してあげて下さいね。
そして英二監督の偉業を通じて、1人でも多くの人の心に"特撮への興味"が芽生えてくれれば、こんな嬉しい事はない!
と思ってしまう展覧会情報なのでした(^o^)
***************
【生誕120年 円谷英二展】
会場: 国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期: 2021年8月17日(火)-2021年11月23日(火・祝)
開室時間: 11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
*毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
休室日: 月曜日、9月7日(火)~10日(金)、9月26日(日)~10月3日(日)、10月12日(火)~15日(金)は休室です。
***************
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。