ウルトラマンZ/序盤(1〜3話)感想『王道かつ斬新!今後が大期待の新感覚ウルトラマン!』

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  • 円谷, 怪獣
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みなさんお久〜!超々久々の更新です。

体調不調などいろいろありまして、こんだけ間が空いちゃったんですが、そんな中でも
「これだけは書いておきたい!」
と思う作品にようやく出会えましたので、今回久々に登場することとなりましたw


その作品とは...、そう!
「ご唱和ください!我の名を!」
ウルトラマンZ』です!


ホント、面白いですよね!
つか、期待を遥かに超えてきてて、こんなに次の回が楽しみな特撮も久々って感じ。

遅ればせながら、そんな『ウルトラマンZ』の序盤1〜3話の感想を思うままに徒然書いていきたいと思います。
できれば最後までお付き合いくださると嬉しいです(^o^)


●第1話『ご唱和ください、我の名を!』

まず、第1話。

この話はメインタイトル前のアバン。
約2分40秒ほどの短いシーンにその特徴が集約されているように思いました。

いきなり逃げまどう群衆の中での、ゴメスの都市襲撃。
さっそうと登場した特空機1号・セブンガーのとの大バトル。
緊迫感あふれる雰囲気の中描かれる主人公・ハルキの大活躍ならぬ大失敗w

もうこの導入部だけで、「つかみはok!」って感じで、完全に『ウルトラマンZ』のその世界に魅了されてしまいました。

特にゴメスvsセブンガーの体格差バトル。

こういう演出って実は特撮ではあまり見かけなくて、私が知ってる限りは「GMK 大怪獣総攻撃」のゴジラVSバラゴン戦くらいかと思うのですが、その体格差ゆえ、ワンパンでゴメスをノックアウトするセブンガーが実に頼もしくって。

レオの時のオリジナルセブンガーの"あのすげー強さ描写"へのオマージュを感じて、実に粋であります。

オマージュといえば、怪獣の足元で右往左往するハルキの描写、もあの「ゴジラ キングオブモンスターズ(GKM)」を思い起こすものでしたが、「GKM」Kと比べて、昼間のシーンなので、すごく分かりやすいのがイイとこですね。

確かにより画面密度が緻密でリアルなのは海外の方でしょうが、あっちは画面情報凄い多いし、暗いしで、一見何が起こっているのかわかりづらいとこがあるような。

その点、あくまでターゲットは子供たちと言う事を考えると、こういう「Z」の分かりやすさというのは、長所になりうるような気がしました。

その後も、セブンガーのがれき処理とか、ゼットとセブンガーの共闘とか、漫才みたいなゼットとハルキの合体憑依シーンとか、まさに出し惜しみしない、見どころ満載の30分。

実はルーブもタイガもそこまではまらなかった私としては「今度のシリーズは大注目に値する!」と久々に大興奮した第1話なのでした。

感想を一言でまとめると「王道かつ斬新!」。

さまざまな新しい切り口で挑みながら、ただそれだけでなく、
あくまで王道・ウルトラマンの原点に忠実に戻りながら、そこに新たな斬新な視点を加えていく
という作りが素晴らしい!と思います。


●第2話『戦士の心得』

そして続く第2話「戦士の心得」はこれまた王道・定番ともいえるメイン組織紹介編。

正式名称は「対怪獣特殊空挺機甲隊」。
こういう仰々しい名称の防衛隊が戻ってきてくれたのが実に嬉しいです。

オーブのSSPも、ルーブのご家族隊も、変化球としては面白かったですけど、やはりウルトラの本道はこういう防衛隊だと思うのです。

しかも今回のストレイジは、メインの隊員こそ4名と少な目ですけど、熱血系のハルキに、姉貴肌だけど実は枯れ専wのヨーコ先輩、オタクキャラのオオタ隊員、そしてちょっと怪しげなヘビクラ隊長とそれぞれ実に個性的に描かれているし、何よりイナバコジロー整備長(バコさん)率いる整備班の面々がまるでパトレイバーのように多数登場して、"組織"って感じがすごく伝わってくるのがイイ!

メインは4名だけど、実質はバコさん入れて5名みたいな感じかな。
それなら科特隊と一緒だし、今後もそういう事にしてほしいW

あと特撮の見どころもあいかわらずセブンガーに力入ってて、発進シーンは実にワクワクしました。

バンダイ BANDAI ウルトラ怪獣シリーズ 121 セブンガー
by カエレバ

「何?ほとばしるセブンガー愛?」とか思っちゃうわけですがw

そのリアル描写と、あのおまぬけフェイスのミスマッチぶりが実に愉快です。

1話の時も思いましたが、登場シーンはまるであの「パシフィックリム」みたいなのに、海外作品では絶対に存在しえないようなそのキャラぶりw

ゆるキャラみたいなおまぬけフェイスなのに結構強い

という、こういう海外にはない日本独自のセンスって「ここは強みになるよね!」と思わず思ってしまいます。

そして特撮で、もう一個述べておきたい斬新シーン。

クライマックスの ネロンガの電撃をよけて飛行しながらビームを放つゼット!
そうこのシーンです!

このショットはめちゃめちゃ新鮮味を感じて見ながら思わず感嘆してしまいました。

やり尽くされたと思っていたけど、まだまだこんな斬新なバトル表現ってあるんだなあ...

1話に続く「王道でありながら、斬新!」をまさに体現した名シーンだと思いますね。

●第3話『生中継!怪獣輸送大作戦』

そして第3話はこれまた定番の「作戦」話。

休眠中のゴモラをよたよた運ぶセブンガーがなかなか可愛かったですが、それだけでなく、ストレイジの置かれた立場とか、予算獲得にがんばるクリヤマ長官とか、「Z」の世界観をより広げる脚本が巧みですね。

小倉久寛さん演じるクリヤマ長官は、ポジ的に大好きな「メビウス」のクリヤマ長官をちょっと思い起こさせるキャラで好感が持てます。
小言だけじゃなくて、あのクリPみたいに「やる時はやる!」愛すべきキャラになってほしいですねー。

あとこの第3話では、Z・第2の強化フォーム・ベータスマッシュの初登場も描かれます。

「マン+エース+タロウなのになんでゼアス似?」と思ってしまうベータスマッシュはなんだか妙だったけど、今回の「Z」はゼット本体(正式名称はゼット・オリジナルらしい)の存在により、フォームチェンジがウルトラブレスレットみたいな強化武器・ゼットライザーのおかげと描写されているのは個人的に説得力を感じて、いいなと思ってます。

特に"歴代ウルトラ戦士の力を借りて戦う"という設定に関する説得力ですね。

まあ開発者はたぶんウルトラマンヒカリあたりなんだろうけど、下級ウルトラ戦士用の強化武器としては、歴代レジェンドの力を借りて戦えるというのは、光の国の武器としては、当然アリですよね(^o^)

個人的には「ニュージェネレーション」の「なぜ歴代戦士の力を借りるのか?」って所にやや違和感を感じていたところだったので(ルーブのクリスタルで水がなんでティガなのか?とかね)、こういう設定は細かい所ではありますけど、特ヲタとしては歓迎したいですね。

そんな第3話、1点だけ残念な点があって、最後ゴモラを殺しちゃったのがなあ...

尺的な問題もあるんでしょうけど、ゴモラは眠ってただけで何も悪いことしてないし、1話で子犬を助けたハルキのキャラとしては、ここは最後作戦通り、ゴモラを捕まえて無人島に送り届けるというラストで締めてほしかったですね。

やっぱゴモラって「大怪獣バトル」や「ウルトラマンX」での味方キャラの印象が強いし、個人的にもそっちの方が好きなので(^o^)

でもトータルとしては、強敵・ゴモラ相手に奮戦するセブンガー(カブキアタックww)とか、特撮シーンも見どころ十分だし、5000才のゼットに恋しちゃったらしいヨーコ先輩とか、コミカル描写も軽快で、すごく面白かったです。

そして明日放送の第4話では、いよいよ2号ロボ・ウインダム登場ですよ!
カプセル怪獣大好きヲタとしては、これまた見逃せない話になりそうです。

今後も「ウルトラマンZ」に大期待です!!!

バンダイ BANDAI ウルトラマンZ DXウルトラゼットライザー
by カエレバ

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現在はウルトラマンギンガを応援しつつ、鎧武・トッキュウジャー・牙狼、その他BSCS特撮にVFX映画とあいかわらず見るモノためまくって消化が追いつかない毎日(苦笑)
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