まだ1度見ただけのファーストインプレッションなので、的外れなことも書くかも知れませんが…
すっごいイイ話です。>第35話
「セイザーX」おそるべしっ!って感じ(^^)
(ネタバレあります。未見の方はご注意ください)
まさかレミーが日本人だったなんてねえ…
でも、こう語られてみると、なんかすごく自然なんですよ。
養護施設で育ったレミーが、(おそらく父親の影を求めて)シャークを慕っただろうこともそうだし、レミーや宗次郎との交流を経て、シャークが地球に持った強い愛着もそうだし。
その結果、未来を変えるという大きな使命よりも、レミー一人の命を選んだ…というシャークの決断にも納得がいく感じです。
まあ世間一般の価値観からすると、許されない決断なんでしょうけど…
でも個人的には、こういう甘っちょろい理想論的な決断って、大好きです。
やはり”特撮”というかドラマはこうでなくては!って(笑)
ドラマはあくまで虚構であり、現実とは違うんだから。
あと、このことをここまでシャークたちがひたすら隠してきたということもすごく理解できますね。
極端な話、宇宙海賊との戦争=レミーのせい という言い方もできるわけでしょ?
このこと、かなり本人には重い事実だと思います。
いろいろ経験をへて成長した今でなくては、まともに受け止められなかったんじゃないかな。
それは、他のメンバーもそう。
やはりこの事実がわかると、レミーのせいではないとわかってはいても、絶対わだかまりは残っちゃいますよ。
ケインとか、残された家族のために、一度は裏切ったりしちゃったわけですから。
メンバー全員の絆がゆるがない!と確信できた今だからこそ、シャークも宗次郎さんも話せた…事実なんでしょうね。
そういえば、今にして思えば…ってことで、シャークがメンバーたちに温泉街でバイトさせる回のことを思い出したりして。
あの回なんかも、見てる当時は、なんか唐突と思ってましたけど、こういう事実を知った後だと、なんかあの時のシャークの気持ちがわかったような気がします。
メンバーたちに自分と同じく”地球の穏やかな生活”を体験させたいという目的の他に、もう一つ。
レミーに、”地球”での日々をすごさせたかったのでしょうね。
最後になるかもしれない、”ふるさと”での日々を…
うう、まさしく愛ですね…(涙
たとえ血はつながってなくても、親子以上の絆がある2人に感動(T T)
ちなみに、あの温泉はレミーの出身地の近くだったりするんでしょうか?
もしかして、なんか伏線が貼ってあるかもね。
あー、ビデオチェックしたくなってきました!(笑)
Comments [2]
No.1korohitiさん
はじめまして、korohitiといいます。
カブトの記事を御紹介いただきありがとうございました。
セイザーの温泉の話ですが、温泉旅館の女将の部屋に宗二郎とシャークの昔の写真が飾ってあり、女将が昔は農家だったと言ってたこと、米の飯の重要性を説いてる所から宗二郎とシャークが昔田んぼを手伝った農家ではないかと思うのですが。
そういう伏線というよりは裏設定的なものは、セイザーはきちんと設定して使っているようですよ。
No.2ツバサ>korohitiさんさん
はじめまして!>korohitiさん
いつもそちらの記事は読ませていただいてます。感心・共感すること多くて、ホントに楽しませていただいてます(^^)
ありがとうございます。
>セイザーの温泉の話
ああ、そうでしたね!思い出しました。
>裏設定的なものは、セイザーはきちんと設定して使っているようですよ。
かなり念入りなシリーズ構成という感じですね。
特ニューの巻末座談会も読みましたが、あの温泉の下り。
出演者の方々も印象的なエピソードだとおっしゃっていて…
扱い的には、つなぎ的エピソードかと思うのですが、それにああいう意味を込めて生かすというところに脚本・シリーズ構成の林民夫さんの力量を感じます。
ちなみに。林さんにちょっと興味をもちまして、いろいろググってみましたら、去年映画の脚本1つやってらっしゃるんですね。
「ルート225」って映画。
内容がジュブナイルSFぽい感じで面白そうなので、今度TSUTAYAあたりでチェックしてみようと思ってます(^^)
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。