本日は怪獣・怪物ファンには記念的な日になるかもしれません。
今年の第90回アカデミー賞で、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞を受賞!
さらにその授賞式で、去年惜しまれつつご逝去された
"ゴジラ"のスーツアクター・中島春雄さんの追悼セレモニーも行われたというから凄い!
▼デル・トロ監督が初オスカー、怪獣映画の主要賞は異例 - ハリウッド : 日刊スポーツ
最多13部門にノミネートされ、賞レースの大本命と見られていた「シェイプ・オブ・ウォーター」を手がけた、メキシコ出身のギレルモ・デル・トロ監督(53)が、監督賞で初のオスカーを獲得した。
作品賞に加え、美術賞、作曲賞、監督賞と合わせて4冠だそうですよ。
しかも、
この手の怪獣、異生物が登場する作品が、アカデミー賞の主要賞でオスカーを獲得するのは史上初
だそうで。
▼ギレルモ・デル・トロ「テレビの中の怪獣だけが友達だった」 | 文春オンライン
僕はメキシコ人にしては色が白くて、スポーツにも興味がなかったから、いつも孤独で、テレビの中の怪獣だけが友達だった。
怪獣は嘘をつかないから好きだ。ゴジラは『大丈夫ですよ』と嘘つきながら街を破壊しない(笑)。
僕は怪獣に救われたけど、今は映画監督として、怪獣の伝道師になったんだ。
とも語られるギレルモ監督にシンパシーを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな特オタ仲間とも言うべきギレルモ監督のオスカー受賞。
とても喜ぶべき快挙であるとともに、怪獣・怪物という文化自体にとっても素晴らしき出来事のような気がします(^o^)
そして素晴らしいと言えば、こちらのセレモニーも。
▼アカデミー賞 初代「ゴジラ」スーツアクター中島春雄氏さん追悼― スポニチ Sponichi Annex 芸能
映画界最大の祭典、第90回米アカデミー賞の発表・授賞式が4日(日本時間5日)、米ロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで開かれ、1954年の映画「ゴジラ」で初代ゴジラを演じ、日本の特撮を代表する怪獣の演技でスーツアクターの草分けとなった中島春雄氏さんが追悼コーナーで取り上げられた。
これも凄い快挙ですよねー。
ゴジラという存在のアメリカへの浸透度がいかに凄いか!
を示すとともに、裏方さんへのリスペクトぶりが素晴らしい(^o^)
昨日の特爆イベント(#特爆ACC)で坂本浩一監督が言って「アメリカではスーツアクター(スタントマン)もリスペクトされている。」って話を思い出すな〜
— CHIBIのレコンギスタ@LIJ (@chibi444444) 2018年3月5日
日本は特ヲタ以外の一般人層でのスーツアクターやスタントマンの評価以前に認識が薄いよね<RT
ホント、こういうアメリカの良いところは日本も見習ってほしいですよね。
とりあえず次の日本アカデミー賞では、中島春雄さんと、日本人で初のアカデミー メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘さんを特別表彰すべきかと(^o^)
▼辻一弘さん、アカデミー賞受賞。メイクアップ部門で日本人初。ゲイリー・オールドマンの特殊メイクを手がける
『シェイプ・オブ・ウォーター』日本版予告編 - YouTube
ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話 | |
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Comment [1]
No.1ビースターさん
ツバサ様へ
アカデミー賞の中島さんへの配慮、アメリカはいい事しますね、日本もこういう事を見習ってほしいですね。
それからゴジラ関連で情報がありまして
4月26日からTOKYO MYSTERY CIRCUS ヒミツキチラボでリアル脱出ゲームと東宝のコラボによるシン・ゴジラを題材にした体験ゲームが開催される事になりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00012011-cinranet-movi
https://mysterycircus.jp/shin-godzilla/
まだまだ続くシンゴジ旋風、ファンとして嬉しいですね。
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