2010年、明けましておめでとうございま〜す!!
つーことで、さっそく今年最初のエントリーをば。
去年2009年の特撮ベスト10、それの続き、5位〜1位の発表です。
上位はなんかメジャータイトル尽くしという感じになってしまいましたが(^-^)
まずは5位から!
【5位】ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント
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例年私のベスト10は、コミック・書籍などの非映像ジャンルからもいくつか選ぶようにしてます。
今年のこの枠は、お芝居の「ウルトラマンプレミアステージ3」
そしてコミック・唐沢なをきさんの「ヌイグルメン!」と
いろいろ面白いものが多かったのですが、
その中で選んだのが朱川さんのこの「アンデレスホリゾント」です。
理由は作品の中にあふれる”ウルトラ愛”。
これにつきますね(^-^)
随所に登場する数々の新設定を読むだけでもウルトラファンなら満足できると思いますが、朱川さんがさらに巧みなのは、全話を通して読むと、
主人公・カナタの確かな成長話になっているところです。
特に大幅加筆されている最終話「幸福の王子」。
そこで、童話の”幸福の王子”と重ね合わせて
ウルトラマンの”無償の愛”に思いをはせるカナタ…
1話とはまったく違うその姿は、ちょっと読む人をジンとさせるものがありますよ(^-^)
いままで数々出版されたウルトラマン・ノベライズでも最高に面白い1作ではないでしょうか。メビウスファンには特に絶対お勧め!
▼朱川湊人さん『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』12月発売決定![特撮ヒーロー作戦!]
【4位】ケータイ捜査官7 最終話『明日未来』&最終5部作
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さて、4位は、ベスト5で唯一のオリジナル特撮『ケータイ捜査官7』。
その最終回を含む5部作です。
ケータイ捜査官は去年のベスト10でもノミネートしましたが、
ゼロワンの死から、壮大なクライマックスに至るラスト5部作は、更に素晴らしい盛り上がり!再度ベスト5入りとなりました。
どちらかというと派手さがない地味な作品なので
未見も多いかもしれませんが、三池崇史監督をはじめとする大人のスタッフが
本気で子ども達に”明日にも来るであろう未来=明日未来”を見せようとした作品です。
それは特撮ドラマの”明日未来”でもあるような気がするのです。
こういうオリジナル企画が地上波で最後まで路線変更もなく放送されたと言うこと自体喜ぶべきことだし、「ケータイ捜査官7 NEXT」という形でさらに世界が続いているというのもウレシイですね(^-^)
いつの日か、またセブンか、その意志を継ぐものの活躍を映像で見てみたいものです(^-^)
▼ケータイ捜査官7/最終話『明日未来』レビュー。[特撮ヒーロー作戦!]
【3位】仮面ライダーディケイド 第1話『ライダー大戦』
そしていよいよベスト3!
その3位は物議をかもした仮面ライダーディケイド・その記念すべき第1話『ライダー大戦』です。
ディケイド1話に対して思うことは、その放送前からの盛り上がりでしょうか。
それは1話放送後も変わることが無く、まさに
”平成ライダー最高の盛り上がり”
だったと記憶しています。
このまま行ったら、どんな凄いお話になることだろう…
まさに空前の”ライダーサーガ”が展開するに違いない!
そう思っていたころは、まさにあんなラストになるとは思ってもいませんでした(笑)
このころはホントに幸せだったなあ…
今からでも可能であれば、ネガ編からもう一度描きなおしてほしいとか…
イヤ!そんな無理なことは全然頭にないですよ!(笑)
▼仮面ライダーディケイド/#1『ライダー大戦』感想(取りあえず)[特撮ヒーロー作戦!]
【2位】仮面ライダーディケイド 響鬼編
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そして2位は、これまたディケイド!
私的には絶対外すことのできない”響鬼編”です。
コレに関しては、もうオリジナルキャストのみなさんが登場してくれた時点で、お話うんぬんに関係なく、ベスト10入り確定だったのですが、
そのストーリーも、また響鬼愛あふれるもので、感激しましたねー(^-^)
レビューにも書きましたが、まさに”響鬼のもう一つの最終回”を見せていただいたようで…
この作品を見たことで、長らくやってきたNHPの活動にも一つの区切りがつけられて、その点からも感慨の大きい作品であります(^-^)
▼仮面ライダーディケイド/#19・響鬼編『終わる旅』レビュー。[特撮ヒーロー作戦!]
【1位】大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE Original Sound Track
そして、いよいよ第1位。それはもちろん現在絶賛公開中!
ウルトラの新世紀を体現してくれた意欲作『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』です!
これに対しては、下のレビューに書いたのと同じく、
もう作品出来どうこう以前に、
ウルトラの更なる未来を期待させてくれる作品
であるということが全てのように思います。
今後のウルトラで描かれる世界が、
本作のスペースオペラ路線の継承になるのか、
それとも従来の地球路線に戻るのか、
それはまだわかりませんが、今の新生円谷プロならば、
確実に次も、既存の映像に満足しない”新しい表現”にチャレンジしてくれるに違いない!
そう確信させてくれる何かが、確かにこの映画にはありました。
基本、新しもの好きな私にとって、それは素晴らしい喜びなのです(^-^)
まだまだ細部に様々な問題はあるかもしれません。
ご不満が多い方もおられるかもしれません。
でも、まず前に進まなければ、新しいものは生まれません。
その点からも、今回の映画のチャレンジは
ウルトラにとっては大きな1歩であり、
そんな作品にリアルタイムで接することができたのは
特撮ファンとして大変ウレシイことのように思うのです(^-^)
それを記念しての第1位としておきましょう!
(ちなみに、ウルトラは2年ぶりの1位返り咲き!!)
▼『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』レビュー(ネタバレなしver)[特撮ヒーロー作戦!]
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ということで、またまた感想が長くなってしまいましたが、
2009年・ツバサ的特撮ベスト10、そのベスト5をお送りいたしました。
なんだかんだいいながら、2009年の特撮は
前半・ライダー(ディケイド)、
後半・ウルトラ
で過ぎていったような気がします。
あいかわらずライダー&ウルトラの2大作品が話題を占めていることが、いいのか悪いのか…
でも2010年は『大魔神カノン』、そして『牙狼3D』という期待の2作が。
それに怪獣ファンには『デスカッパ』、年末には『ヤマト』という大作も控えていますし、まだまだ他に新作が登場する可能性も…
2010年が前年に負けない特撮の当り年になるといいですね(^-^)
以上、2009年ツバサ的特撮ベスト10でした!
(関連ページ)
▼2008年・ツバサの特撮ベスト10!(その2)[特撮ヒーロー作戦!]
▼2008年・ツバサの特撮ベスト10!(その1)[特撮ヒーロー作戦!]
Comments [5]
No.1ウインスペクターさん
やはり第怪獣バトルですが。自分もやはりそうですね。過去のウルトラ映画を遥かに上回る映像美には圧倒されました。次のウルトラ作品が待ちどうしいです。あと同じ巨大ヒーロー物で屈指の名作スペクトルマンの主役の方が亡くなったそうですね、驚きました。
No.2ウインスペクターさん
やはり第怪獣バトルですが。自分もやはりそうですね。過去のウルトラ映画を遥かに上回る映像美には圧倒されました。次のウルトラ作品が待ちどうしいです。あと同じ巨大ヒーロー物で屈指の名作スペクトルマンの主役の方が亡くなったそうですね、驚きました。
No.3asadaさん
僕はディケイドのRXの世界かな?
てつをの復活は燃えた
No.4リョウさん
僕はディケイドのRXの世界かな?
てつをの復活は燃えた
No.5おはへーさん
このブログでアンデレスホリゾントを知り、思わず買ってしまいましたが素晴らしいですね!
「サンダーグリッド」「キンググリッド」「アクセプター」なんかはグリッドマンなどの小ネタはニヤリとしました。
さらに、新メカや設定もすばらしかったですが、個人的には日の出サユリちゃんのカナタへの思いやりに泣けました。
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