【仮面ライダー響鬼】前期響鬼についての考察記事

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今日も出勤なので、響鬼47話のレビューはちょい先になりそうです。
(もしかして読むの楽しみにしていた人いらっしゃったらすみません(T T))

で、代わりといっては何ですが、 すごく興味深い考察記事を見つけたのでご紹介。


語られてない部分を勝手にすごいことが語られるに違いないと期待していたこと

という下りが、目からうろこでした。

確かに、前期響鬼も、すごく欠点が多い作品だと思う。

自分を考えると、大好きだ!と言いながら、その実、何回も見返すのは

1?4話くらいまでの冒頭と、
13?16話の乱れ童子編&ザンキ師弟編。
あと最後の28?29話くらい?

決して、全編ではないんですよね・・・悲しいけど(T T)

まあ、冒頭のポテンシャルとその可能性は今だに素晴らしい!と思うのですが、 なぜそれを貫けなかったのか・・・
やはり、脚本・ シリーズ構成という点の力不足を感じます。

でも、じゃあ、たとえば、代わりに誰がそれをやれたか?というと?
ヒーローのかっこよさと少年の成長。両方を描ける人・・・
私的には、太田愛さんくらいしか思い浮かばないです。

やっぱり、まだまだ層が薄いんですね。日本の特撮(というか映像業界全体が)。

本当に真剣に、新しい人を育てる時期に来てるような感じです(特に東映さんは)。


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Comments [13]

No.1

なるほど。見る人が違えば見る部分も違うもんですねぇ。
 今更ながら、最初期の1?4の巻と、中盤29の巻までで、この時点で多少路線変更めいたところはあったんですよね。
 太鼓祭りはよく槍玉に上がりますが、他にも最初はコメディ的(要は「トリック」的)だった演出が、中盤はリアリティ重視になってきていたように思います。
 バイクの件は「人間、鍛えれば何でも出来る」というメッセージと取ることもできます。まぁヒビキさんは昔はバイク乗りだったみたいですが。
 でも、後世に残る作品って言うのは、多かれ少なかれ隙間を視聴者が埋めることで愛着が増していくモンだと思います。
 前半と後半で設定が違うと言われるのも、人間が考えたものですから間を埋めることは絶対に可能なはずなんです。ただ、まだ公式に提示されていない(そこまで構築する暇がない=放送中ゆえ)だけで。
 やはり、最終的な評価はDVDが出揃うくらいの時間を置いたほうが良いかも知れませんね。

No.2

常に何かと比べるのはいくない!
といいつつ、クウガのときのような後半にすべてが集約されるような
パターンを期待してたりしたじぶんですが。

個人的には、一応のレベルとはいえ話しは描かれたものだったと
私はおもってるんですよ。

ただ、味付けが薄いのと、テレビ慣れしてない脚本家かもな
とは思いましたが。

濃い味の作風が多いなかでこういうのもたまにはいいだろう
とは思うし、そこをフォローするために演技のレベルが一定以上
の人をキャスティングになるべく入れるようにしてる、という
そういうのはあったとおもいます。
(台詞だけではなく、表情とか動きみたいなので見せるというのが
多かったと思いますので)

そういう部分は、やっぱり舞台や映画の人なんだろうと思う反面
今のテレビの現状だと物語りは動いていない、と思う人はいるだろうな
とは思ってたんですけれども。
オーバーアクションが基本な状態のテレビアニメが多いし、
こういうのもありだと思う、前半。

もし本当に物語が進んでいなかったら、おそらくだれも
P交代があっても文句はいわなかったのじゃないか、
とも思うわけですけど。

だからといって、もろ手を挙げて100点満点、というような
出来ではないのも確かだとおもいますけれど。

ああいうのって日常の中に非日常が入っている、ということを
描写するときには良い方法だとは思いますが。

なにせ日常が想像できないと非日常が出てくるものでは
感じがでないというのはあるから。

などなど

No.3

私は明日夢君の世界と響鬼達の世界が少しずつ近づいてゆくのが楽しみでした。29話まではどの話も大好きでよく見返しています。
 明日夢君の成長が遅いとか、わりに魔化魍があっさり倒されるなどの欠点はあったと思います。でも明日夢君自体は知らないところで彼の小さな悩みやその解決とリンクして鬼達の仕事や日常が広がって行くのが大好きでした。鬼姿の響鬼さんと魔化魍に再会した29話で、これからどんな展開になるのだろうとわくわくしたものです。鬼達に対して偏見なく憧れと新鮮さとユーモアを持って映し出されていた視点があるから惹かれました。

No.4

こんにちわいつも楽しく見ています。

マイはてなで書きましたが
前期響鬼にも欠点がありましたがそれが気づかなかったり、そんなこというな状態でした。

>やはり、脚本・シリーズ構成という点の力不足を感じます。
予算を使いすぎたのも大きいでしょうね、
あと早めに弟子入りをしたほうがよかったかも。
またはブラバンを本格的にがんばるとか。

>両方を描ける人・・・
http://d.hatena.ne.jp/METHIE/20060109#p7
ここでも書きましたがジュナイブルというジャンルでは米村正二先生は「無人惑星サヴァイヴ」を書いたのですから苦手ではないかと。
ただ特撮ヒーローとジュナイブルという二つの車輪を回すのはどんなライターでも難しいかと。
明日夢パートと響鬼パートが分裂していましたから。

No.5

それと弟子入りをやめたのは高寺Pの
思いつきだったらしいのでこれは失敗だったなぁと

No.6

どうもこんばんわ。

?>>語られてない部分を勝手にすごいことが語られるに違いないと期待していたこと

という部分は、確かにそうですね。
世界観の設定だけはしっかりと見せていたので、破綻が見えなかった、というだけのことかも知れません。

でも、ストーリーに穴があったからこそ、盛り上がった部分もあるんじゃないかな、と感じました。
前にもなんかここで書いた記憶がありますが、『響鬼』にはオンラインRPGみたいに参加する楽しさというか、自分があの世界に入り込める「隙間」があったように感じます(それが狙ったものかどうかは別として)。

設定的な問題もあるんでしょうが、クウガにはなれなくても、鬼たちや、それを支える猛士の一員にはなれそうな、そういう夢を提供してくれていたのかな、とも思いました。

特撮の世界の住人になるのは、特撮好きの夢だと思っていますし、"わざと"穴を作る方向のエンターテイメントもありなのかもと思います。……狙って書ける人は少ないでしょうが。

No.7

想像する隙間や、自分がその中に入れそうっていうのでは
スタートレックやガンダムなんかも、そういう部分があったから
長く続いたってのはあるでしょうし。

周囲の設定がしっかりあれば、穴があってもそれが良い面に
つながるという点では、良かったかも。

ただ、設定やストーリーやキャラクターや、小道具がすべて
相手から与えられる、という状況が当たり前ってのもなんか
寂しい気がします。

No.8

こんばんわ?>石田さん

なんかめちゃめちゃレスが遅くなってごめんなさい(^^)

>他にも最初はコメディ的(要は「トリック」的)だった演出が、
>中盤はリアリティ重視になってきていたように思います。

序盤のミュージカル演出が影をひそめた時点で、少し路線修正の意識があったのでしょうか。

>でも、後世に残る作品って言うのは、多かれ少なかれ隙間を視聴者が埋めることで愛着が増していくモンだと思います。

確かに。
エヴァなんて例もありますしね。

>やはり、最終的な評価はDVDが出揃うくらいの時間を置いたほうが良いかも知れませんね。

DVDを購入したりして、全話通しで見返す機会が増えれば、またいろんな評価が出てくるのでしょうね。
私も一応全話録画してあるので、通して見返したいのですが、時間がなかなか・・・(T T)

No.9

こんばんわ!>SOUさん

すっかり亀レスでごめんなさいです。

>濃い味の作風が多いなかでこういうのもたまにはいいだろう
>とは思うし、そこをフォローするために演技のレベルが一定以上
>の人をキャスティングになるべく入れるようにしてる、という
>そういうのはあったとおもいます。

いわゆるテレビ的ではない。
それは前半響鬼の大きな特徴ですね。

話にわざわざテロップを入れるみたいな、
くどく、わかりやすく・・・という路線からは隔絶して、
淡々と自然に・・・という方向性ですもんね。
そういう路線には一定以上の演技力が必要ということなんでしょうね。

>だからといって、もろ手を挙げて100点満点、というような
>出来ではないのも確かだとおもいますけれど。

すごく惜しい・・・という感はありますね。
特に猛士の描写。
これをもっと、力をいれてほしかったと思います。

No.10

かかしさん、こんばんわ!
お返事すっごく遅くなって申し訳ありません(T T)

>29話まではどの話も大好きでよく見返しています。

私も全話見返さなきゃなあ・・・と思います。
で、取り合えず、また1話見ちゃいました。
ホント!!に面白いですね(^-^)

>鬼達に対して偏見なく憧れと新鮮さとユーモアを持って映し出されていた視点があるから惹かれました。

憧れと新鮮さとユーモア。

まさに、響鬼の重要なキーワードですね!

これまでの、平成ライダーの殺伐さから離れた・・・
まさに完全新生。

私も大好きな要素です。

替え歌やミュージカルといったユーモア的要素は、特に好きな要素だったのですが・・・
この点が前期でもオミットの方向になっていったのが、悲しいとこです。

No.11

こんばんわ!>METHIMさん

コメントありがとうございます。
お返事遅くなってしまって・・・
ホントにすみません。

>予算を使いすぎたのも大きいでしょうね。

これはあるかもですね。
1話・2話とか見ると、空撮とかすっごい予算使っている感じがしますから。
後半と明らかに絵が違いますし(爆)

>早めに弟子入りをしたほうがよかったかも。

個人的には、弟子入りじゃなくて、
”猛士入り”したほうが良かったんじゃないかとは思ってます。

>特撮ヒーローとジュナイブルという二つの車輪を回すのはどんなライターでも難しいかと。

やっぱ難しいですかねえ・・・
4月から始まるWOOが、同じように特撮ヒーロー&ジュブナイル路線なんですよね。
あと、新ガメラは怪獣映画+ジュブナイル・・・

なんか同じ路線が続きますね。
後の2本が、どういう出来なのか、楽しみというか気がかりではありますね。

No.12

こんばんわ?>翠さん!

お返事遅くなってしまって、ホントにごめんなさい。

>『響鬼』にはオンラインRPGみたいに参加する楽しさというか、
>自分があの世界に入り込める「隙間」があったように感じます
>(それが狙ったものかどうかは別として)。

この件は一度深く考えてみたいです。
響鬼だけの件にかぎらず、映像・ゲームまで含む、深い話のような気がするんです。

http://amanoudume.s41.xrea.com/2006/01/post_137.html

上のブログさんの記事を読んでちょっと、そんな考えが浮かんだりしました。

No.13

>SOUさん

何度もコメントありがとうございます。

>スタートレックやガンダム

設定の深さという点では、響鬼とかなり共通していますよね。

>周囲の設定がしっかりあれば、穴があってもそれが良い面に
>つながるという点では、良かったかも。

うまく自分で補完できる。
自分で、無い分の想像を広げていくことができるというのが
良い点なんでしょうね。

ただ、それは、見る側に”想像力”という一つのスキルを要求する
ということでもあります。

その点が、受身な人が多い、TVという媒体で効果的であったか?
ということですね・・・気になるのは。

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先ほど、響鬼の四十七之巻を見終わりました。まだその部分についてのレビューが書けるほど考えがまとまっていないのですが(そっちはそっちで別に書きたいと思ってます)、それとは 続きを読む

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tubasa_profeel.png 管理人のツバサです。
ウルトラマンネクサスの大ファンです。
現在はウルトラマンギンガを応援しつつ、鎧武・トッキュウジャー・牙狼、その他BSCS特撮にVFX映画とあいかわらず見るモノためまくって消化が追いつかない毎日(苦笑)
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