【仮面ライダー響鬼】響鬼に欠けているもの。

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ネットをいろいろ回っていて、ちょっと興味深いご意見を発見。
バイクに乗った引きこもり」のafricatwin750さんの記事です。

響鬼(10/9)

>登場人物みんなが、特に鬼達(その中でもトドロキ)が、 不安におびえ始めたことがお話に陰を与えているんだ。
>強い主人公の弱い所を描いて、人物に立体感を与えるってのは演出としてありなんだろうけど。

このご指摘、すごく当たっているような気がします。


主人公達が、憎しみあったり、不安におちたり、悩み苦しんだり、壁にぶち当たりして、 それを克服していく・・・
そういう姿を描くのは、ドラマとして当たり前のことだし、そこにドラマとしての感動が生まれるというのも当然です。

確かに、29話までの響鬼って、 そういったTVドラマとしての当たり前の基本が余り描かれていなかったような気がします。 (明日夢やトドロキくんには多少そういう描写がありましたけど・・・)
バラエティ性に欠けるし、分かりやすいか?といったら分かりにくいかも。

それが、 今までの響鬼に欠けているものだったのかな。
それを今の響鬼では補完しようとしているのかな・・・

でもその欠点って、ある意味、個性でもあるのですよね。

29話までって、 ほとんど鬼たちの日常を描いていたように思うのです。

普通の日常って、TVのような極端なことは起こらないです。
恋人が、誕生日にカツオをプレゼントにあげたりはしません!

でもそういう日常でも、私たちは、喜んだり、悲しんだり、怒ったり、泣いたりするわけで・・・
そういう日常でも、十分感動するドラマになるというのは、小津安二郎監督の「東京物語」とかのお手本もあるわけじゃないですか。
(別に響鬼が東京物語みたいな名作だなんて言っているわけではないですよ(^^))

確かに、29話までの響鬼は、同じことの繰り返しで退屈とか、 話が全然先に進まないとか欠点もすごくたくさんあったかもしれないけど、今からしてみれば、すごい個性的だったような気がするんです。

例えて言えば、すっごい元気で破天荒な裸の赤ん坊みたいな。

今は、その赤ん坊を無理やり捕まえて、みんなが着ているよそ行きの服を着せて、キレイにさせて、 「おとなしく、みんなと仲良くしなさいね!」って言い聞かせている状態のような気がします。

そのままにしとけば、野垂れ死にするかもしれないけど、すっごい大人物になる可能性だってあるのにね・ ・・
みんなと仲良くやって、それなりにはなるかもしれないけど、とんがった個性を失っちゃう。
そんなに形にはめたいかなあ・・・

もっといろんな形のもの(作品) があってもいいじゃん!
大人向きでも子供向きでもさー・・・

まあ、そういうのが日本という国なんだーと思ってしまえば、納得のような気もしますけどー(爆) (すいません、ちょっと酔っ払ってグチっぽい記事になってしまいました。 ご容赦くださいませ(T T))

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響鬼の「完全新生」路線とそのスタッフを断固支持します!
□『仮面ライダー響鬼『完全新生』路線 復活運動』
http://just.as/hibiki
「旧路線とスタッフの復活」を願う方は、 どうぞ積極的にコメントとTBをお寄せください。
旧路線・スタッフの復活を願う方の記事であれば内容は問いません。

現在具体的な運動としては、 「たのみこむ」におけるネット署名活動を展開中です。
ぜひご賛同ください。
□たのみこむ「響鬼に理想の最終回を!」
http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=52641
現在 345名! (05/10/10 PM10:00現在)

また、 「でいりーひまつぶし」翠さんの提案する
□仮面ライダーシリーズのベルト玩具に、理想の長さを!
http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=53078
にもご賛同お願いいたします。
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Comments [16]

No.1

通りすがりのものです。不躾なコメントご容赦。

?大人物どころか、家業を傾けかねない放蕩者に育ったからしつけなおされているんじゃ…
ひとりのたれ死ぬならまだしも、一人では死ねない身(多くの人の生活を支えてる)ですし。

>確かに、29話までの響鬼は、同じことの繰り返しで退屈とか、話が全然先に進まないとか
>欠点もすごくたくさんあったかもしれないけど、今からしてみれば、すごい個性的だったような気がするんです。
と、
>みんなと仲良くやって、それなりにはなるかもしれないけど、とんがった個性を失っちゃう。
>そんなに形にはめたいかなあ・・・

が並んでいると違和感が。
前半部のキャラクターが「みんなと仲良くやって、それなりにはなるかもしれないけど、とんがった個性を失っちゃう。」
状態だったのでは?

No.2

おはようございます>STNさん

コメントありがとうございます!

>大人物どころか、家業を傾けかねない放蕩者に育ったからしつけなおされてるんじゃ…

こういうコメントいただくことは、なんとなく想像してました。
私が期待しているのは、未来の話なんですよ。
確かに今この時点では、放蕩者かもしれないですけど、何年か先には化けるかも・・・という。

でもライダーとか戦隊は結局1年限りの使い捨てですからね・・・今のところは。

未来を見つめて、作品を育てていくビジョンなんて、はなからビジネス構想の中には入っていないんでしょうね(爆)
1年ごとの収支決算の方が大切ですもんね。うん。確かに。

>前半部のキャラクターが
>「みんなと仲良くやって、それなりにはなるかもしれないけど、とんがった個性を失っちゃう。」
>状態だったのでは?

すみません。
私の文章がつたないせいです(爆)
番組の印象を見れば、確かに「みんなと仲良くやっている」のは前半部ですねー。

「みんなと仲良くやっている」という例えは、番組の内容を示すものではなくて、「よくあるルーティーン」に陥っている・・・ということを言いたかったのですが。

やはり酔いにまかせて書いた文章は今イチですね(反省)

No.3

響鬼に欠けていた物は、高寺Pの予算管理
能力だと思います。

 ネクサスを見ていた自分としては、限られた
予算でより良い作品を作るのがプロだと思い
ましたから。

 スポンサーだって、慈善事業で予算を落とし
ているワケではありません。玩具が売れない
くせに、金のかかる番組なんて出資対象とは
とても・・・。社員だって霞を食べて生きている
わけじゃないし。

 でも、響鬼に井上氏はちょっと・・・異形の花
々とかジェットマンの小説とかを読んだ事もあ
ってか、牙狼みたいなダークでシリアスな話
の方が向いていると思うんですが。

No.4

こんばんわ!>佐藤さん

コメントありがとうございます。

>ネクサスを見ていた自分としては、限られた
>予算でより良い作品を作るのがプロだと思い
>ましたから。

はい。
確かに。そのとおりですね。
ネクサスは乏しい予算(コスモスより少ない?)で頑張ってましたものねー。

やはりスポンサーが玩具会社という前提では、無理があるんでしょうね…悲しいけど。

超星神シリーズは、確か赤字なんですよね。
でも、コナミが、玩具事業を開拓するための投資をして、3年間続けているという話を聞いています。

例えば、響鬼のような特撮作品を世界にも通用するような映像コンテンツにするために投資する・・・みたいなビジネスプランは生まれてこないんでしょうかね・・・
なんとかファンドみたいな。

No.5

>私が期待しているのは、未来の話なんですよ。
>確かに今この時点では、放蕩者かもしれないですけど、何年か先には化けるかも・・・という。
>でもライダーとか戦隊は結局1年限りの使い捨てですからね・・・今のところは。

なるほど。そうなるといわゆる特撮とはまったく違ったビジネスモデルが必要となりますね。

スポンサー商品の宣伝を要求されず、作品の良し悪し(視聴率、DVD等の売り上げ)で
判断されるもの…
普通の(月9などの)ドラマだとそういう形になるのでしょうか。
好評であれば続編の作成やシリーズ化ということも多くありますし。

「仮面ライダー響鬼は特撮でないほうがよかった」ということになるのでしょうか。

まぁ最近のドラマは1クール区切りなのでゆったりとしたストーリーを作るには
不向きかもしれませんが。

No.6

でも、響鬼ってクオリティが高くても設定ガタガタですし、仮にそんなファンドが出来ても出資
してくれるかどうか・・・

バンダイ様はドル箱のガンダムと、ジャリ番の
平成ライダーと戦隊ヒーローって感じですし。
ネクサスなんか、それ以上に予算が・・・

制作費が高いだけなら、50億のデビルマンと
か、10億のミカヅキとかがありますが、デビは
映画でミカヅキは月一の一時間番組・・・
どっちも、元をとれたかは不明・・・

毎週やる番組に多大な予算はかけられない
ような。

出資側だって、仙人様じゃあるまいし。

No.7

こんばんわ!>STNさん
お返事おそくなってすみません。

>「仮面ライダー響鬼は特撮でないほうがよかった」ということになるのでしょうか。
うーん。
確かに”特撮”っていってしまうと、確かにオモチャ販売とセットになってしまうような。
いろいろ考えましたけど、それ以外のパターンが思いつかないです…
「ミカヅキ」とかもそのパターンでしたし。
確かに特撮でないほうがよかった・・・ってことになるんでしょうかねえ。
「GARO」はどうするつもりなんだろ?

No.8

こんばんわ!>佐藤さん

コメントありがとうございます。

会社としてのファンドから出資をつのるのもいいですが、私のイメージは、個人からも出資をつのる作品みたいな感じでしょうか。
既に「shinobi」で同じようなことやってますよね。

まあ、響鬼はそぐわないかもしれないですけど…(私は出資したいですけどね)

No.9

いわゆる特撮でない「響鬼」ということで考えてみました。

「仮面ライダーじゃない響鬼」
企画的相違点:
・一般ドラマなので戦闘は必須ではない
・玩具メーカーがスポンサーでないので玩具の販促は不要
(パワーアップ等もしなくてよいし、ストーリー上のボス戦などもなくてよい)
・その分予算は少ないものとする
・キャスト・キャラクターは現状どおりとする。

設定案1:
・山岳救助員のヒビキさんと明日夢くんの心温まる交流を描く
マカモウの設定を排除して人間ドラマ中心に。
欠点は山岳ロケ予算と明日夢くんがヒビキさんの仕事に付き合えない点。

設定案2:
・悪と戦う戦士ヒビキの戦いを描く
CG予算・ロケ予算は極力カット。等身大怪人と街中中心で戦う。
街中なので明日夢やたちばなメンバーを絡めやすいのが利点。
深夜枠特撮(仮面天使ロゼッタとか)的なイメージ

…なんかよくわからないものになってしまいました。

No.10

こんにちわ!>STNさん

コメントありがとうございます。

特撮でない響鬼ですか・・・
私も考えてみたんですが、なかなか難しいですね。

特撮ではない=変身とかモンスターとの闘いということを全排除!

と考えてみると、

STNさんの設定案1とかすごくイイと思います。
テーマはそのまま語ることができそうですしね。
これはこれで、すっごく見てみたい!

ただ、特撮ヒーローファンの私としては、

・響鬼は変身ヒーロー
・変身してマカモウと戦う
・自然の中での闘い

というところはあえて残して、
なおかつ従来の特撮とは違ったビジネスモデルのものができないものかなあ・・・
と妄想してたりするのですね。

「スパイダーマン」とか「バットマン」とか一般層にも受けるヒーロー作品。

最初の響鬼には、なんかそういう風になりえる可能性みたいなものをちょっと感じるんです。
「たのみこむ」のみなさんの書き込みを見ていても、いわゆる”特撮ファン”でない人の支持がすごく多いような気がするので…

もし、そんなものが実現できたとしたら、「変身ヒーロー」という日本独自の映像コンテンツとして世界と勝負できると思うんです。
(スパイダーマンなんかは、変身ではなく変装ですからね)
既に「Jホラー」は、世界で確立しつつありますからね。
そんな風になればいいのになあと…

でも、実際の企画となると、難しいですねえ…

だけど、すごく興味深いコメントありがとうございますです!

No.11

>・響鬼は変身ヒーロー
>・変身してマカモウと戦う
>・自然の中での闘い

「自然の中」というのが結構曲者のように思えるんですね。
ロケ予算もかかるし日常パートと乖離してしまうしで。
(明日夢が会いに行くのに苦労してたわけで。
ヒビキ側から明日夢にかまう理由はあまりないし、
カシャの話で街中戦闘になったから戦闘中に通りかかるということもできた)
鬼になってマカモウと戦うという設定上は必要なのでしょうが。

やはり予算がないとなにもできませんからね。
1万人から1万円集めてようやく1億円。
固定客を見込める玩具発売とリンクしているからこそ何億もの金を動かせるわけで。

>「スパイダーマン」とか「バットマン」とか一般層にも受けるヒーロー作品。
>最初の響鬼には、なんかそういう風になりえる可能性みたいなものをちょっと感じるんです。
>「たのみこむ」のみなさんの書き込みを見ていても、いわゆる”特撮ファン”でない人の支持がすごく多いような気がするので…

一般層に受けるためには、まず一般層を惹きつけるための「売り」が必要かと。
洋画の場合は大抵「制作費何百万ドルのSFX!」とかで惹きつけていると思われます。

普通の特撮ファンを引くには「仮面ライダー最新作!」で十分なのでしょうが。
初期「響鬼」が一般層を惹きつける売りって何なのでしょうね?
「和風ファンタジーとやさしい雰囲気」?いまいち売り文句にはむずかしそう。

No.12

こんばんわ!>STNさん

お返事またまた遅くなりまして、すみません。

>「自然の中」というのが結構曲者のように思えるんですね。

だけど、雄大な自然描写というのは、不可欠だと思うんです(29話までのファンとしてはね)
最近1・2話を見返してみて、それはすごく感じます。
確かに、ロケが必要というのは予算的にネックですけどね・・・
難しいなあ・・・

>一般層に受けるためには、まず一般層を惹きつけるための「売り」が必要かと。
またもや、難しい問題が(T T)
確かに、仮面ライダーを外すと、響鬼の売りって何??って、いきなりは私も言えないなあ・・・
癒し系特撮?
確かに売りとしては弱いですねえ・・・
これが、海外市場とかなら、あくまで和風のタッチが、オリエンタルヒーローとして差別化になるかとは思うんですけど。

すいません。答えになってませんね(爆)
もうちょっと考えさせてくださ?い(T T)

No.13

あれから考えた解決策?として、
営利を無視して作品を作る方法を。

・国のバックアップで教育番組にする
 NHKで放送すれば宣伝からは解放されます。
 「自然と親しむ心をはぐくむ」
 「大人と子供の理想的?な関係を示す」
という題目で行ければ自然の中での戦いも明日夢パートもOK。
 朝の連続テレビ小説にすれば一般層にも強力アピール。
 教育性とエンターテイメント性との両立が問題になりますが、
 もとより前期響鬼はエンターテイメント性が薄いので問題なし。
(濃ければこういう事態にはならなかったわけで)

・芸術品と割り切ってパトロンをつける
 スーパーお金持ちで響鬼大好きな人を探してきて、東映を買い取ってもらう。
 玩具も売れ残り全部買い取るからと言えばバンダイも文句なし。
 まぁ冗談ですが、ファンド制というのはこれを大人数でやるようなものかも。

No.14

こんにちわ!>STNさん

NHKというのはいいかもですね?。
響鬼は雰囲気的にも、あまり違和感ない気もしますしね。
確かに大河ドラマ的な映像と感じる感もなきにしもあらずで。

なんとか「WOO」が成功してくれれば、まあ響鬼は無理にせよ、スポンサーに頼らないTV特撮路線が本当にできるかも。

そういう点から「WOO」はできるだけ支援しようと思っていますです。

ファンドもどこかでやってほしいですけどねえ・・・
(そしたら何とか頑張って10万集めますけど(^^))

No.15

>そういう点から「WOO」はできるだけ支援しようと思っていますです。

とりあえず支援するには受信料を払おう運動も必要かもしれませんね
(数少ない作成側に直接お金を渡せる行為ですし)

No.16

おはようございます!>STNさん
コメントありがとうございます。
お返事おそくなりました?。

受信料、一応払ってますけどね(^^)

運動ですか?。確かに。
ではWOOのレビューを書くときには、「受信料は払いましょう!」の一言をいれるとか(^^)

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ウルトラマンネクサスの大ファンです。
現在はウルトラマンギンガを応援しつつ、鎧武・トッキュウジャー・牙狼、その他BSCS特撮にVFX映画とあいかわらず見るモノためまくって消化が追いつかない毎日(苦笑)
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  170. 2005年8月 [38]
  171. 2005年7月 [15]
  172. 2005年6月 [7]
  173. 2005年5月 [7]
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  176. 2005年2月 [3]
  177. 2005年1月 [8]

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