”高速飛行怪獣”
という怪獣の個性を中心にすえたストーリーがいかにもウルトラ的な一本です。
新怪獣ヘイレン。
パッと見、ギャオスっぽい
(でも口から吐く火炎はガメラ似(笑))ですが、画面演出の感じから受けるイメージは
「空の大怪獣ラドン」ですね。
空の大怪獣 ラドン | |
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「空の大怪獣ラドン」は、「ゴジラ」に次いで、円谷英二監督が手がけた東宝怪獣映画です。
確か怪獣映画初のカラー作品だったかな?
今見ても、炭鉱で謎の殺人事件が起こるサスペンスタッチの導入部から、ラドンが登場するといきなりパノラマチックなスピーディー展開になり、
九州・博多に降り立っての大破壊シーンのクライマックスは今見てもスゴイ!という傑作映画です。
今回もマッハで雲を引いて高速飛行する感じとか、絶対、この「ラドン」を金子監督、
参考にしてると思います。
参考っていうか、怪獣映画ファンの金子監督ですから、当然の演出ということなのかなあ。
翼の衝撃破で人々が吹っ飛ぶシーンはまんまオマージュ?って感じでした。
で、まあまあ、退屈せずに最後まで見れたのですが、 「超音速の追撃」というタイトルにはやや意義あり!
マックスとヘイレンのおっかけっこバトルが始まるのを今か今かと待っていたのですが、
いざ始まってみると、尺も短く、マックスの回りをグルグル回るだけの攻撃には肩透かし。
「ガメラ 大怪獣空中決戦」みたいに、もっと追いつ追われつの白熱する空中戦を期待してたんですが・・・
マックスとの地上戦はいらなかったんじゃないかなあ?
巻頭の高速飛行するダッシュバードベータVSヘイレンのシーンがなかなかかっこよかっただけに、
あんな感じで全編飛行しながら戦うマックスとヘイレンが見たかったですねえ。
多分CGの尺制限のせいなんでしょうが・・・と現実的なことを言ってみる(爆)
(その他のポイント)
・ヘイレンの顔
何かの面影が・・・と思ったら、リドリアスになんか似てる。
もしかして改造?
・ラストの落ち
ベタすぎ・・・
ちょっと失笑(^^)
Comments [4]
No.1Kyanさん
こんばんは?
トラックバックさせていただきました。
>リドリアス
それだ!(笑)
何かに似ていると思ったのですよ。
ガッパは違うしなぁとか(笑)
これでぐっすり眠れます(爆)
No.2ツバサさん
こんばんわ!>kyanさん
TB&コメントありがとうございます。
ピン!と思い出されたようで何よりでした(^^)
でも、リドリアスってやっぱりマイナー怪獣なのかなあ・・・
またよろしくお願いします?。
No.3としろうさん
こんばんわ。
ヘイレンはなかなかおもしろかったですよ。個人的には、ツバサさんお勧めのアントラーの回よりも楽しめたかな。まあ、リアルタイムで昔のアントラーを見ているので、半ば頭の中でできあがっていますから勝てませんよね〜。
でも、アントラーは、水なしエレキングよりはよかったと思っています。やっと、マックスの楽しみ方がわかった来たというか、笑。
P.S
ヘイレンって、しゃれで宍戸開に似せたのかと思いました。
まあ、あれ、ヘビメタのバンヘイレンからの銘々ですよね?
バンヘイレンもリアルタイムだから、複雑〜。
No.4ツバサさん
こんばんわ!>としろうさん
お世話になってますー(^^)
>ヘイレンはなかなかおもしろかったですよ。
私もまあまあだったんですが・・・
でもちょっと期待しすぎたんですかね(^^)
>やっと、マックスの楽しみ方がわかった来たというか
あまり細かいことは考えないで、親子で楽しむという感じかなあ。
確かにそれは正しい方向なんですけどね・・・
>バンヘイレン
全然気が付きませんでした(^^)
でも、エリーが読んでた本はわかりましたよ!
確か監督の著書の歌謡曲本です。
(ガメラ監督日記に書いてありました(^^))
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