このところ、ホントに面白くなってきました。マックス!
唐突に入る番宣がウザいわ、ルックスはダサイわで、 イメージ良くなかったネクサスのラストのころが遠い昔のように感じますねー(爆)
今回の第10話も快調!
DASHのコバ隊員とDASHにあこがれる少年との交流を描いたジュブナイルの佳作だと思います。
(以下ネタばれあり。)
あらすじはこんな感じ。
ベース・
タイタンに子供達が社会科見学にやってきた。
そんな時に、遅刻してしまうコバ。
子供たちの1人、マサユキ少年に嫌われてしまう。
そんな時、空間を飛び越えて出現する怪獣メタシサスが出現。
神出鬼没で、DASHにも全く出現予測が不可能な怪獣だが、なぜかマサユキだけが、次に現れる場所を言い当てている。
結局怪獣を逃がし、戻ったコバはマサユキに「失敗ばかり」と言われ何も言えない・・・
そして再びメタシサスが出現。出現場所の特定は不可能。
コバはマサユキの元に、出現を見抜いた理由を尋ねに行く。
しかしマサユキは失敗ばかりのコバに、その方法を教えようとはしない。
必死のコバはマサユキの心を開くことができるのか・・・。
少年と防衛隊メンバーとの交流というのは、ウルトラでは定番みたいです。
ぱっと思い出すところでは、初代ウルトラマンの
「怪獣殿下」とか・・・
今回と同じように、子供たちが基地を訪問するところから始まるウルトラマンガイア40話
「ガイアに会いたい!」なんかもありますね。
まあ、お話的には、前にもこんな話見たことあるなあ・・・という感じがしないでもないのですが、 それでも、面白ければ、いいじゃないか! というのがマックススタッフのポリシーなんでしょう。
テンポがいいので、 どんどん引き込まれて見れてしまうのです。
特にラスト。
少年に誘導されたコバのダッシュバードが、マックスを助けて、神出鬼没の怪獣を狙い撃ちするシーン。
なかなか燃えましたよ?。
バックでかかるメインテーマがさらに燃えを増幅させたりして・・・効果抜群でした。
って、なんかほめてばかりですが、もちろんイマイチな点もあります。
最後、マサユキ少年は「コバ隊員のようなあきらめない立派なDASH隊員になる!」と宣言するほど、
コバに心酔するのですが・・・
コバがそこまでのこと、やったかあ???
と思うと、
「やってない!
」と言わざるをえなかったりして(爆)
そこまで少年に言わせるほど、コバの苦難とそれを乗り越える頑張りが描ききれてないですよね・・・言葉で説得しただけだもん。
ここは、先週のヒビキさんみたいに、やっぱり必死に”頑張る姿”で見せてほしかったなあ・・・
まあ、20数分の時間でそこまで描けというのが無理は無理だとは思うんですが。
そういう欠点とか多々あるんですけどね。
でも、30分の「エンターテインメント」作品としては、十分合格点だと思います。
第5話以降から明確になってきた、ウルトラマンマックスの目指す所というのは、 結局こんな感じの話なんですね。
前作「ウルトラマンネクサス」が目指した、斬新さや感動とかとは、
また違ったオーソドックスなワクワク感。
まさにそれもウルトラの原点の一つなわけで。
前にも書きましたが、1年でこんなに方向性の違うウルトラが2つも楽しめるなんて・・・
2005年は結果的にウルトラファンには最高の年になりそうです。
(以下、今回のポイント)
●活動を一般に知ってもらうため、基地を数ヶ月に一度、 一般公開するDASH
この設定すごくいいなあ・・・と思いましたが、よく考えたら、
TLT&
ナイトレイダーの設定の真逆じゃないですか!
そこまで、ネクサスの逆をやらなくても・・・とひがんでしまうアタシ(笑)
●ダッシュマザーの中のモニター
一瞬だけど面白そうなインタフェースが映ってましたね。
しっかり書き写しましたよー!
左上から
・DASHとは?
・DASHマザーのすべて
・DASHがたおした かいじゅうたち
・DASHベースのひみつ
・DASHバードせいのうひかく
・DASHたいいんだいひゃっか
です。
見てみたいのは、「DASHたいいんだいひゃっか」ですね。
やっぱ、ミズキのところは、「よく怪我をする」と書かれているんでしょうか(爆)
●来週の予告
「金子大飯店」には笑いました。
その金子監督のブログによると、来週の放送回は、一度限りのバージョンだそうで。
DVDとか再放送では編集が変わるそうです。
こりゃ撮り損なうわけにはいけませんね!
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