こないだ『ウルトラマン裁判/円谷プロ、アメリカで完全勝訴! - 特撮ヒーロー作戦!』という記事で、最新情報をお伝えした、海外でのいわゆる"ウルトラマン裁判"。
そのこれまでの経過がよくわかる記事がありましたのでさっそくご紹介(^o^)
▼中華ウルトラマンの根拠崩れる 円谷プロが米国で勝った「海外問題」訴訟とは(1/4ページ) - 産経ニュース
平成8年から始まったウルトラマン初期6作品の海外権利問題。
その現在に至るまでの流れが、4ページに渡って、わかりやすくまとめられています。
いろいろ初めて知った事実もあり、なかなか興味深い内容ですね。
円谷側が敗訴した日本での裁判について、
「日本では筆跡鑑定や原本の確認などが行われなかった」
って...
なぜなぜなぜ?
日本では印鑑捺印が総てと聞いたことがありますが(契約書には円谷さんの実印が押してあったらしいですね)、それにしても杜撰なやり方じゃないかなあ。
ちょっと驚いてしまいました。
あと驚いたのは、アメリカの原告のユーエム社側が、
米国の訴訟で、肝心のユーエムが「自分たちに『新作を作る権利』があるとは思っていない」と証言した。
確か新作発表なんかもやってたと思うのですが、いつから方針が変わったんだろう?
でも確かにこういう事ならば、円谷さん完全勝訴の流れになるのも理解できますね。
今回のアメリカでの勝訴は世界的にも大きな意味を持つらしく、
例の中国での著作権問題にも大きな後ろ盾になりそうですが、
中国では過去に円谷側敗訴で決着がついてるんですよね。
▼ウルトラマン裁判、中国最高裁で円谷プロが敗訴 ユーエム社「中国版ウルトラマンでリメイクも」
でも、この結果も今回ユーエム社側は新作製作を自ら否定したという事で、いろいろ今後変わってくるのかも(あくまで昭和6作品のみの利用権に留まるという事になる?)
『ウルトラマン裁判』次は中国での進展に注目でしょうか!?
(関連記事)
▼円谷プロ「ウルトラマン」、完全勝訴の全内幕 | ゲーム・エンタメ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
こちらも同様の記事ですが、よくまとまっていますので併読されると吉(^o^)
証言!ウルトラマン (キャラクター大全ノンフィクション) 講談社 講談社 2017-07-14 by G-Tools |
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。