去年の大晦日に紹介したこのムービー『帰ってきたアイゼンボーグ』。
▼日本初公開!『帰ってきたアイゼンボーグ』TV版【日本語版】 本編特別配信! -公式- - YouTube
まさに驚きの復活!という感じでしたが、
その『帰ってきたアイゼンボーグ』プロジェクトの全貌がよく分かる
関係者インタビュー記事が公開されていました。
「ファンの熱意が総てを動かした」
読んでて実に心が熱くなるインタビューです!\(^o^)/
▼40年目に中東で復活! 円谷特撮「アイゼンボーグ」新プロジェクトの真相を聞く - アニメ!アニメ!ビズ
『アイゼンボーグ』が2017年末にスペシャル番組『帰ってきたアイゼンボーグ』として40年ぶりに復活!
しかも日本ではなく中東で! というサプライズ付きだ。
湾岸諸国を中心に中東では1980年代から『アイゼンボーグ』が放送され、国民的な人気を博しているという。
そして今回の復活プロジェクトを実現へとこぎつけたのは、あるサウジアラビア人兄弟の並々ならぬ情熱だった。
その兄弟というのは、企画原案のジャッラーハ・アルフレイフさんと、弟のアズィーズさん。
日本在住で、実際に円谷プロとの交渉にあたった弟さんへのロングインタビューで、
新「アイゼンボーグ」プロジェクトの全貌が語られます。
読んでまず驚いたのは、最初に書いたように、
プロジェクトが会社主導とかそんなんじゃなくて、
完全にこの兄弟の
「アイゼンボーグが好きだ!復活させたい!」
という個人的な熱意から出発している点ですね。
てっきり「COOL JAPAN」みたく、国同士の思惑とか絡んでるのかなあ...
とか思ってたら、そんな事は全然なかったらしく、凄くシンプル。
まあ、ただの一般ファンだけじゃなくて、ご兄弟それぞれが、そういう物を実現しやすい地位におられた(このへんは記事に書かれてないので推測ですが)というのも当然あると思いますが、それにしても、3年近くも、日本と中東の距離でやりとりしながら、新作映像実現にこぎつけたというのは、まぢ凄い根性だわ...と自分の経験と照らしあわせてもそう思うわけで、素直に尊敬m(_ _)m
それと同時に感じたのは、特撮やアニメに代表される
日本コンテンツ、まだまだ捨てたもんじゃない!
ってことですね。
▼【悲報】クールジャパンは大失敗! 戦略なき日本のゴリ押しに何の意味があったの? : ユルクヤル、外国人から見た世界
などいろんな所で最近「大失敗!」と語られてる「COOL JAPAN」政策ですが、
今回の記事を読むと、決して方向性としては間違ってないと思うんですよねー。
こんなに日本のコンテンツを愛してくれてる人たちがいるんですから!
多分「COOL JAPAN」に欠けてるのは、インタビューにも出てくる
「中東のファンの気持ちがわかっている兄の意見を信じてください」
っていうとこじゃないかな。
日本で今流行ってるものだけじゃなくて、
海外の人が愛した日本コンテンツ
を重視する。
こちらからの押し付けじゃなく、
海外のファンが見たい(欲しい)ものを作る。
そういう意識が大事なんじゃないかなとか読んでて思ってしまいました。
『帰ってきたアイゼンボーグ』の新作スーツが原作にかなり忠実で、CGじゃなくミニチュア重視なのもそういう所から来ているそうですし。
ちなみに
最初は円谷プロから現代風にアレンジしたデザインプランもいただいたんです。でもジャッラーハに見せたらすぐ「NO」と(苦笑)
だってw
まあ、そんな感じで、実に興味深いインタビュー記事だと思います。
今回のプロジェクトは中東からのラブレターという形で作りたかったと語るアズィーズさんたちのあふれる"アイゼンボーグ愛"、 ぜひ読んでシンパシーを感じてほしい!\(^o^)/
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Comment [1]
No.1アズィーズさん
記事のリンクをシェアして頂きありがとうございます。気に入って頂き何よりです^^
アイゼンボーグが好きな日本人と語り合いたいですね^^
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