いきなりですが、昭和ゴジラファンの方には残念なニュースです。
あの『ゴジラ対ヘドラ』の監督で、
2014年のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の製作にも携わった
映画監督の坂野義光さんが、5/7にお亡くなりになったそうです...
▼映画監督の坂野義光さん死去 作品に「ゴジラ対ヘドラ」:朝日新聞デジタル
享年86歳。
死因はくも膜下出血という事ですから、大変急なご逝去だったようですね...
坂野さんといえば、ちょっと前にこういう記事を読んで、その活動が、ちょっと気になっていました。
▼東京新聞:「ゴジラ」監督・坂野義光さん 新ヘドラ構想「福島事故は公害」:社会(TOKYO Web)
失礼ながら、このお年で『ヘドラ』をリメイクしようとする、
その絶えない創作意欲に思わず感嘆したのを思い出します。
坂野さんは事故からすぐ「新ヘドラ(仮称)」のシナリオに取り掛かった。
新ヘドラは原発事故による放射能で福島の海から誕生する。
テーマは原発が生んだ新ヘドラと「自然と調和して生きる日本人の価値観」の闘いだ。
確か、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』も坂野さんのこういうリメイク活動(その時は確か『デスラ』だったかと)から始まって、巡り巡って、あの形になった...と記憶していますが、
今回の『ヘドラ』リメイクは、まさにこのように
日本発というか日本人でないと描けない内容で構想されていたようです。
観たかったなあ...新ヘドラ!
資金や権利の面で新ヘドラの映画化には厚い壁がある。
「それでも、日本人の映画監督として実現させる義務がある」
坂野さんはシナリオを手に、熱く語った。
この坂野さんの心意気というか、思いをどなたか受け継ぐ方はいらっしゃるのでしょうか。
時間かかってもいいから、誰か出てきてほしいですね...
心からご冥福をお祈りいたします。
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