久々にゴジラの話題ですが、いよいよ『シン・ゴジラ』の全米公開がスタートしたみたいですね。
3日前の全米ボックスオフィスでは、10位になってました。
▼Daily Box Office for Thursday, October 13, 2016 - Box Office Mojo
反響についてはこんな記事も。
▼すらるど - 海外の反応 : 海外「劇場で拍手が起きたのは初めての経験だった」全米公開した『シン・ゴジラ』に対する海外の反応
賛否両論いろいろ聞こえてきますけど、
日本に特化したあの内容としてはまずまずなんじゃないですかね。
とりあえずは、今後の伸びと結果に期待したいところです(^o^)
そういえば、アメリカでのゴジラ人気といえば、
前に紹介した、発売中の特撮ゼロ初の電子書籍
「怪獣進化論〜または愛すべき怪獣ウダ話」
この第二部で紹介されてる、アメリカゴジラヲタのビッグイベント
『G(ゴジラ)フェスティバル』
そのレポートがかなり興味深いですよ。
男性だけでなく、子供たちやこんな美女まで熱狂するという
数千人規模の怪獣イベント、その狂気の実体とは?
特ゼロメルマガでその一部が紹介されていたので、引用してご紹介(^o^)
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今回は、その第2部でメインで取り上げる、
アメリカの怪獣ファンのビッグイベント「Gフェス」についての内容をちょっとだけ先行公開します。
果たして、老若男女、子供から大人までのアメリカ怪獣ファンが、
三日間に渡って繰り広げる、ゴジラファンの祭典・その驚きの内容とは?
司会:浅尾典彦(夢人塔)
ゲスト:ロバート・スコット・フィールド(俳優 「ゴジラvsキングギドラ」M-11号役)
:切通理作(評論家)
:前畠慎吾(監督、フリー特撮マン)
:拝二刀(特撮ゼロ 編集長)
■「G-FEST(Gフェスティバル)」とは?
G-FESTはアメリカで開催される世界最大の怪獣イベントである。
日本の巨大怪獣映画や特撮に特化した内容で、年に一度夏、数日間(現在は通常三日)に渡ってアメリカ各地で開催される。
1994年、イリノイ州ハワードジョンソンホテルでアメリカ在住の日本怪獣のファンが作る同人誌「G-Fan」のミーティングが行われたのが前身である。翌年の大会で初めてオープンイベントとなり一般参加が可能となった。
ゲストは中島春雄、薩摩剣八郎の二大「ゴジラ」スーツアクターを1996年に呼んで以来、川北紘一監督や手塚昌明監督、俳優宝田明、格闘家ドン・フライ、造形家の酒井ゆうじ、寒河江弘などメジャーな作品にかかわる関係者を呼ぶ。
2003年には湯浅憲明、金子修介両「ガメラ」監督を合わせ「ガメラ3」をハリウッドでプレミア上映した。
また、1999年からゲスト出演の「ゴジラvsキングギドラ」のM−11号役のロバート・スコット・フィールドは、英語・日本語ともに堪能なため、G-FESTにはなくてはならない存在となってゆく。
G-FESTは、ゲストによる講演、サイン会、食事会などのほか、ディーラーズルーム、コスプレパレード、モデルショー、怪獣映画上映やプレミア、造形コンテスト、アートショー、自主制作発表、ゲーム大会、子供の活動などが同時開催され、売り上げの一部は慈善活動に使われている。
尚、本年度の「G-FEST XXIII」は2016年7月15〜17日、イリノイ州ローズモントにて開催される。
ゲストは宝田明、リンダ・ミラー、古谷敏、桜井浩子、ロバート・スコット・フィールド、オーギャスト・ラゴン、石井義和、寒河江宏である。
(中略)
ロバート そうそうそう。後で詳しく話をすると思うんですけど、アメリカで「Gフェス」というイベントがあるんです。
浅尾 ゴジラっていうか日本の怪獣のためのイベントですよね。
ロバート そうです、そうです。もう、21年目になってる。
浅尾 すごいですよね。
ロバート 後で詳しく話しますけど、とにかくそのアメリカのファンが強烈なんですよ。
僕ね、大体一時間くらいの講演するんだけど、質問が来るとそのやりとりだけで、一時間、二時間かかる(笑)
僕は映画には出たんですけど内容あまり詳しくなくて「89年のゴジラの放射能と92年のゴジラの放射能と全然違うのわかります?」って質問されてもよくわからない...。
ちょっと違うんでしょう。こう...スパイラルがかかっているとか色が若干違うとか...訳わからないですよ。とにかく細かいんですよ、みんな。
浅尾 一本しか出てないっちゅうねんな。
ロバート よーく知っているんですよね。みんな。
浅尾 よーく知ってるんです!
ロバート すごい!それでもう感動したんですよ。
浅尾 もうずっと見てますからね。
ロバート で、親子連れも多かったんですよ。お父さんも子供連れて。アメリカがそうなんだから、日本もそうなってるんじゃないかと思ったんですよ。54年からやってるから、行った人たちもお爺さんになってて、子供から孫まで通じているんじゃないかとか思うんですけど。
(中略)
ロバート あとね、元々皆さん、怪獣映画に出れれば、もうワンシーンでもいいから、踏まれるか食べれる役でもいいからいいよって言ってるんだけど、最近はソフトが良くなって、自分のビデオでも作ろうとするから、多分すごく興味があると思うんですよ。Gフェスの4日間の間に、1つの部屋をグリーンバックスクリーンのルームにしてて、ミニチュアの街を作っちゃってるんですよ。誰でも映画(の特撮シーン)に出られるように作ってるんですよ。
浅尾 これ写真ですね。
(壁に緑のスクリーンが掛かかり、ミニチュアの前で撮影してくれるセットが組んである)
前畠 イベントの期間中に、みんながホテルのホール一室で撮影してるんですよ。
ロバート これ、グリーンで、あれが実際にこの人達が作った怪獣なんですよ。これ、一般の人が作ってるんですよ。
前畠 これは、ガレージキットのモデルショーみたいなので出てる。子供が普通にゴジラの格好してるんですよ。
▼Gフェス写真02
浅尾 みんな、熱狂なんですよね。
前畠 ビックリしたのが、子供の反応ですよね。日本の子供と全然違うんですよ。
もうホテルのロビーで見知らぬ子供が10人くらい集まって、「機龍(三式機龍=メカゴジラ)のテーマを大合唱してるんですよ。そのあと「モスラの歌」を歌って、そこの輪におじいちゃんがおるなと思ったら、川北監督がそこに(笑)
ロバート 監督が!
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ということで、ここまでは、5万字弱あるレポートのほんのさわり。
とにかく、日本のファンとはまた違った、
アメリカ怪獣ファンの、アグレッシブというか、
めちゃめちゃ濃い実態が見事に紹介されています。
つか目次の
■怪獣の名前だけで友達に
■朝から晩まで怪獣漬け
■ラストは全員で怪獣カラオケ
このへんなんか、私なんかから見ても、
よくここまでやれるなあ...って読んでて爆笑した位の熱さ加減っすww
好きっていう物に対する情熱って、日本も外国も変わんないんだなあ...
いや、下手すると、
日本の怪獣ファンよりももっと建設的で上行ってるかもしれない!
とか、いろいろ考えさせられてしまう、
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こちらからアプリを入れれば、
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kindle unlimited(読み放題)にも対応してますよ。
1部、2部に別れた分冊版もありまっせ(^o^)
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