本日3本目の記事は、昨日発売の「特撮ゼロ Vol01 創刊・冬の号」についてです。
『特撮ゼロ』vol01(創刊冬の号)内容紹介はこちら/株式会社 アオ・パブリッシング
あいかわらずの書店でのレア加減で、ご迷惑をおかけしていますがm(_ _)m
『ゲットしました!』という報告も続々いただいていて、
その内容をドキドキしながら見てた今日1日でした。
そんな中、昨晩、すごく長文の創刊号感想tweetをいただいて、
個人的にすごくズシーーーーンと胸に響いたので、
ご本人の許可をいただいて、ぜひ記事に遺しておきたいと思います。
結構『ぐさっっ!』と刺さる厳しい意見も混じった内容ですが、
創刊号にご興味ある方には参考になるかと!(^^)/
ご意見を下さった方はこちら。
特ゼロを前号から定期購読して下さっている、印刷業界にお勤めの方です。
以下、ご許可をいただいてtweetを引用させていただきます。
@SEJTYPEJ9 特撮ゼロ創刊号届いた!
創刊準備号とは遥かに内容も体裁もレベルアップしててビックリ。 http://t.co/IJ7dy0ES2D
@SEJTYPEJ9 ツバサさん@tsubasa_enfance 始めスタッフの皆さんには申し訳ないが、正直創刊準備号は期待外れ感が強かった。
記事内容は興味深く良いのだが、いかんせん代わり映えしないページ構成に読み続けるのが苦痛に。
@SEJTYPEJ9 雑誌は小説とは違い、読ませる事と同じくらい"魅せる"事も大事。
代わり映えしないページが永遠と続くと、どんな素晴らしい内容も頭に入って来ない。
ましてや特集によっては組版及び文字級数が変わるので、余計読み辛さが強調されてしまう。
@SEJTYPEJ9 そして創刊準備号で一番がっかりしたのが表紙が印刷ままだった事。
印刷ままでは手の熱や脂でインキが劣化したり、擦れ落ちたりする事も。
確かにPPフイルム加工はお金がかかるもの。
@SEJTYPEJ9 コスト削減はどんな企業においても命題の一つ。
ただ貼ると貼らないとでは保存としての劣化具合が違うので、創刊準備号は商業誌より同人誌レベルかなとさえ。
正直なところ、創刊号は期待半分不安半分な感想が入り混じったものに。
だけど結果は別物と言えるくらいの体裁に。
@SEJTYPEJ9 今回、編集スタッフはかなり研究されたんだなと感じる紙面構成。
ページめくるごとにワクワク感が高まる非常に良い構成になっている(上質紙とコート紙を使い分けメリハリを)ので非常に読み易い上、表紙にもPP貼りをして長期保管及び読みやすさを考えてるなと。
@SEJTYPEJ9 まだ巻頭特集『ビマX』だけしか読んでないけど、記事内容の良さとも相まって、久々に良い本、良い雑誌を読んだなって感覚に。
ビマXは日本人スタッフが多く参加されているのにも驚き(脚本で三条陸さんもとは!)
@SEJTYPEJ9 ただ、残念なのはスタッフインタビューの他に現地の反応(インドネシア自体よく知られて無い部分もあるし、特に子供番組にまつわる環境と言うのは分からないので)も合わせて記載あれば良かった。
現地の子供たちの感想など、現地レベルでの突っ込んだ内容も読みたかったかな。
@SEJTYPEJ9 でもいずれは日本とインドネシアのヒーロー共演なんて夢も膨らむし、日本やアメリカに負けず劣らずの特撮大国になって欲しいとの願いも。
@SEJTYPEJ9 そして特撮ゼロ誌面で一番驚いたのが、広告が一切入ってないという事。
広告収入は雑誌の肝となる部分。
だけど広告を載せる事でスポンサーに配慮しなければならない部分も出てくるので、自由な誌面展開の足枷となる事も。
@SEJTYPEJ9 雑誌売上内で印刷加工費及び人件費を叩きだすのは大変な事。
だけれども、広告を載せない事で自由な誌面作り、そして読者が読みたい物を提供しようとする姿勢には頭が下がる思い。
@SEJTYPEJ9 創刊号を読んで、年間購読を申し込んで良かったなと。
正直この内容で1,100円は安い。
特撮ゼロでは多くの特撮誌がこぞって特集組む『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』の記事もグラビアも乗ってはいない。
だけれども多くの特撮が好きな人に読んで欲しいと思える内容。
@SEJTYPEJ9 創刊3号以降が雑誌として本当の勝負だと思います。
だけれども、巷にあふれるグラビアメイン(それが悪い訳では無いので。あしからず)の雑誌とは違う、特撮の素晴らしさを伝えるコアな雑誌として頭角を現して欲しいと心から願う次第です。
ありがとうございます。
>>創刊準備号は商業誌より同人誌レベルかなとさえ。
ご指摘される創刊準備編での欠点、特に表紙は個人的にすごく反省点としてあった所です。
某巨大掲示板でも同じような意見を見てて、絶対直そうと思ってました。
今回の表紙は結構評判よくて、ほっと安心してます(^^)/
内容はまだ同人誌っぽいというか、独りよがりな点がまだちょっと残っている
と個人的には感じていますけどね。
このへんの
『自分が面白いと思う事』をいかにわかりやすく多くの人に『面白そう』と思ってもらえるか
が今後の大きな課題かなと(^^)
>>現地の子供たちの感想など、現地レベルでの突っ込んだ内容も読みたかったかな
これは実は企画担当としてはすごくやりたかった点なのです!
ただ、取材時に既に現地での大きなビマのライブショーが終了しちゃってて、取材が出来なかったのと、現場取材のスケジュールがめちゃタイトで、現地のファンの方の声とかをほとんど拾う時間がなかった という理由で断念したんです(T_T)
現地側の声としては、インドネシア側の監督さん(監督インタビューにもちらりとお名前出てくるナンダさん)がめちゃ特オタらしくて、その人とおかさんたちとで監督座談会やるって話もありました。
やったら、たぶんインドネシア特撮事情とか出てくる、また違った切り口の座談会になったと思うのですが、毎日前日と全く予定が変わるという撮影スケジュールの問題で、これもまた土壇場でおじゃんとなり、現在本にある形の座談会になったという経緯があったりしてw
>>創刊3号以降が雑誌として本当の勝負だと思います
私たちも全く同じ事を思ってます。
そのためにはまだまだ改善しなきゃいけない所が多いので、
ぜひ頑張って、次ももっと良い物にしていきたいですね。
>>特撮の素晴らしさを伝えるコアな雑誌として頭角を現して欲しい
そうなれるように頑張ります!
ということで『特撮ゼロ 創刊・冬の号』よろしくお願いいたしまーす!(^^)/
毎日午後3時くらいまでにご注文いただければ、当日発送いたします。
(お手元に届くまでは、発送日を入れて、およそ3〜4日です)
書店でご注文の際は ISBN:978-4-908021-01-5 とお伝えください。
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。