週末金曜日のお楽しみ。
新ウルトラマン列伝『ウルトラマンギンガS』、
その最新11話の無料ムービー配信がスタートしてますぞよ。
今回の主役はこの"ガンQ"。
あの得体のしれなかったガンQがすごく親しい存在に感じてしまうという、
すっごい心にしみるイイお話です...(^^)/
以下動画リンク&プチ感想など。
▼『新ウルトラマン列伝』本編配信 第73話 「ウルトラマンギンガS 第11話 『ガンQの涙』」 - YouTube
(あらすじ)
チブル星人エクセラーの新たな刺客・アクマニヤ星人ムエルテは、さえないサラリーマン吉田を強大なガンQにライブさせて、日常のストレスを破壊の原動力にさせようと企む。
だがライブさせた姿はなんと人間大のガンQ!
そのまま逃げ出した吉田は、人々から怪獣扱いされて困り果てる中、怪獣の姿を怖がらない少年と出会う。
二人の間に芽生えた友情が、やがて吉田を激変させる!
このあらすじを読んでもわかるように、
今回のお話は今までのギンガSとはちょっと違ったテイスト。
人間の悪の心を利用して怪獣にライブさせる
という一期の設定を久々にうまく使って、
怪獣(ガンQ)と少年との交流を描く
というちょっとウルトラQっぽいストーリーになってます。
このガンQと少年・サトルくんのふれあいが実に心に沁みる
というか、イイ感じなんですよねえ。
ふれあいを通じての少年の成長を描くと同時に、
ダメ人間・吉田の成長をもしっかり描写するという
"人間が怪獣にライブする"設定を実にうまく使っているのが素晴らしい!
未見の人のために、詳しくは述べませんが、
鮮やかなラストシーンにはさわやかな感動さえ覚えました。
小品ながら、いつも以上に凝った都市破壊など、
特撮描写も手抜いてないところもイイですよねー。
前回の感想にも書きましたが、
後半戦に入ってからのギンガSはドラマ描写にだんだん力が入ってきて、
実に面白くなってきてますね。
そして次回は千草の再登場回すか。
しかもアイドルになるという夢を叶えて!
こりゃ次回も絶対見逃せないですね(^^)/
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Comment [1]
No.1あららあさん
ガンQの回とても良かったです。サトル君がわれを忘れて自転車で走ってくるシーン。ほろっとしてしまいました。ちょっと辛口で言えば近年の円谷はウルトラゾーンのショートドラマなどではとりくんでいましたが、今回の「ガンQの涙」のようなお話が作られにくくなっているようです。
シリーズ構成の小林雄二さんもドラマが描ける方ですので、ティガからメビウスまでではたくさんあったこうしたドラマが、とても少なくなっているのが寂しいかぎりです。
「ガンQの涙」は初代ウルトラマンのガヴァドンとかの物語の原典を描いた本来の子供たちと怪獣、
それを理解し応えてあげるウルトラマンという構成にとても好感を持ちます。
ただ、ギンガシリーズの製作本数の少なさ。そのなかで何とか頑張っているスタッフのみなさんのご苦労も充分わかります。先日ご紹介いただいた「ネクサス」のスタッフトークを聞くにつれ粘りに粘った撮影はテレビの前の私達に必ず何かしら伝わります。少子化、そして最大公約数で売れる
品を番組でアピールしていかなければならない台所事情も不況という大怪獣が長い影をおろしていますが、ツバサさんが取材されているアジアでの特撮作品の活性化など視野を拡大しおか監督たちの海外での活躍も頼もしい限りですし誇らしく思います。ガルーダの造形もすばらしいですよね。
ぜひ日本に逆輸入して広く紹介していただきたいものです。たまたまですが富野監督のGのレコンギスタとビルドファイターズが現在放送中ですが、富野ガンダムの登場人物たちの細かい所作。毎回毎回楽しく見ています。一方今週のビルドファイターズも「素組のシオン」という話も幼い病弱な弟が作った素組のガンプラを兄であるシオンが技量でそれでトーナメントを勝ちあがるという泣ける話でした。どちらの新作ガンダムも、そのおかれた番組枠の中でドラマを作る挑戦がすばらしいと思います。
ガンQの物語りもアンドロイドワンゼロ改めマナちゃんの話も、ギンガSを盛り上げてくれています。シェパードンが剣になっちゃうのもぎりぎりかなぁ、と想わぬでもありませんがショウ役の
俳優さんの熱演はこころに残ります。
長くなりまして申し訳ございません。ツバサさん、時節柄年末でご多忙とは存じますがお風邪など
ご用心下さい。毎日たのしみにしています。
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