あいかわらず出張中の管理人ですー。
もういろんな事が起こりすぎて、正直疲れた…(T_T)
でも毎日更新は何とか続けたいので、今日も短めですがこんな話題。
MSN産経ニュースさんで
円谷プロ社長・大岡新一さんのロングインタビュー記事が公開されてるんですが、
読んだ方はいらっしゃるでしょうか?
これが『帰ってきたウルトラマン』から始まる大岡さんの経歴話から、
最近作『ウルトラマンネクサス』まで、
まさに”一人特撮史”というべき内容で大変興味深いのです!
もちろん円谷さんの最新情報も出てきますよ。
大人向けのコンテンツとして雑誌「HEROES」で連載中のコミック
『ULTRAMAN』を原作とする映像化を視野に入れています。
やっぱそうでしたか…(^^)/
以下、ホントはじっくり語りたいのですが、
カラータイマーレッド状態につき、
リンク先紹介&気になった箇所引用&簡単なコメントということで。
▼【話の肖像画】円谷プロ社長・大岡新一(66)(1)半世紀…パッションを継ぐ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
(画像引用先:MSN産経ニュース)
やるべき仕事、目指す方向性は、ウルトラマンに加えて新しい柱となるコンテンツを世に出し、
きちんとビジネスにつなげるマーチャンダイジング(商品政策)をしていくこと。
ギンガを見て、そのへんはすごく感じてましたが、
やはり社長さん自らすごく意識してらっしゃるのですね。
これはちょっと頼もしいかも(^^)/
アナログ特撮は金がかかるし、成果物としては子供だましの面もあるけれど、無くしたくはない。
とはいえ一企業では守れない。
クールジャパンが叫ばれる中で、国を挙げての意識を持たなければならないと考えています。
なんとかミニチュア特撮を守りたいけれども…
という大岡さんの忸怩たる思いというか本音が伝わってくるコメントです。
たぶん円谷さん一社でなく、業界(そしてファンも)含めて考えなきゃいけない問題のような気がする…
▼【話の肖像画】円谷プロ社長・大岡新一(66)(2)+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
『帰ってきたウルトラマン』では助手のチーフを務め、
『おはよう!こどもショー』の1コーナーだった『レッドマン』では念願のカメラマンに。
『レッドマン』のこないだのCS放送時にはわざわざインタビュー映像で登場してらっしゃいましたね。
やはりかなり思い入れがおありなんだろうなあ…
実は録画はしてるけど、まだじっくり見てないので今度チェックしてみます(汗)
▼【話の肖像画】円谷プロ社長・大岡新一(66)(3) - MSN産経ニュース
円谷としては当然の対応でしたが、納得いかずに円谷プロをやめてしまったんです。
その後、『帰ってきたウルトラマン』で一緒だった先輩の鈴木清さんの誘いで、
宣弘社の特撮番組『アイアンキング』の特撮カメラマンをやることに。
いわば左遷で半ば辞めさせられたような方がその会社の社長さんに…
なんか不思議な縁を感じます(^^)/
▼【話の肖像画】円谷プロ社長・大岡新一(66)(4)+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
円谷プロを離れてからも、『ウルトラマン80』や『電光超人グリッドマン』などの円谷プロ作品に参加していた
「ひどい作品だな」と思ったものが円谷プロ製作だったということもありました。
これはきついコメントだ…
でもそれだけずっと古巣のことを気にしてらしたのかもしれません(^^)
▼【話の肖像画】特撮は日本の文化遺産 円谷プロ社長・大岡新一(66)(5)+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
〈平成初の『ウルトラマンシリーズ』となった『ウルトラマンティガ』では、技術パートの責任者を務めた〉
1、2話では、アナログ特撮のやり方をみっちりと現場に教え込みました。
ここはかなり円谷特撮史的に重要な証言のような気がします。
この大岡さんのコメントからすると、
いったん途切れた円谷プロの特撮技術を、円谷から離れていた大岡さんたち外部スタッフが「ティガ」で教え直した…
という事になるのかな?
だとすれば、すげー興味深い事実ですね(^^)/
今はアナログ特撮の時代ではないですが、やめると遺産がなくなる。
何とか残す手立てを考えなくてはいけません。円谷プロに課された命題、課題のひとつです。
庵野さんや樋口さんたちがやってる『特撮博物館』もその課題への取り組みの一つですね。
ホントみんなで何とかしなければ…
円谷プロを飛び出してから32年を経た平成16年。製作部長として正式に復帰した
今の親会社フィールズは『ウルトラマン』をはじめとするコンテンツ展開に大きな興味を持ち、
円谷プロがさらに躍進できると真剣に考えています。
玩具などマーチャンダイジング(商品政策)展開のプロであるバンダイも49%出資の株主として加わり、
今の円谷プロの潜在能力はものすごく高いのです。
そして最後に今後を期待させるコメントで締め(^^)/
なんかうまく言えませんが、
社長になんてなりたいとも思っていませんでした。
投げていれば楽だったでしょうが、円谷プロに恩義を感じていましたから。
という大岡さんのお人柄にちょっと惹かれました。
ずーっと現場一筋で歩いてこられたというのも信頼できるような気がします。
こういう社長さんがおられるのなら、
ウルトラマン&円谷プロの未来もきっと明るいんじゃないかなー(^^)/
5記事分もある長めの内容ですが、興味のある方はぜひ読んでみてくださいませ!
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