8月最初の記事だというのに、こんな悲しい話題をお伝えしなければならないなんて。
また日本の特撮ヒーローを支えた偉大な方が天に召されてしまいました…
『仮面ライダー』を始め、ゴレンジャー・赤影・ジャイアントロボなど
数々の東映特撮ヒーローを手がけた名プロデューサー・平山亨さんが昨日お亡くなりになったそうです(T_T)
▼「仮面ライダー」プロデューサー、平山亨氏死去 : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
元東映プロデューサーの平山亨(ひらやま・とおる)氏が7月31日、心不全で死去した。
84歳。
ずいぶん前から闘病生活を送っておられることは、息子さんのtwitterで知ってましたが、
まさかこんなに早く逝ってしまわれるとは。
何気なく読んでいた、このお亡くなりになる前日のtweetが、今読むとすごい泣けます…
ライダー俳優さん等が見舞いに来た写真が所狭しと貼ってあります。車椅子に座っている笑顔のオヤジ。まだ、自力で座ったり、車椅子に移ったり出来てました。筋肉が衰えて痩せたとは云え、活力が漲っています。もう一度。もう一度でいいから、公の場に姿を現せる日がくることを父子で願っています。
— 平山 満 (@Rider_producer) July 30, 2013
平山さんといえば、ライダー始め東映ヒーローのまさに
”産みの親”といってもいい方。
その業績については、もうここの読者さんには説明の必要はないでしょう。
闘病中にも息子さんを通じてブログを発信されていて、
改めて、読んでみると
ホントライダーへの、そしてヒーローたちへの
未だに変わらぬ熱い思いと愛が伝わってきて…
ちょっと感動しました(T_T)
特に去年亡くなられた同僚の阿部征司さんを偲ぶ会でのコメントが印象的です。
▼泣き虫プロデューサーの「いいから、俺にしゃべらせろ!」拡散【故阿部征司さんを偲ぶ会 発起人平山亨のコメント】
人間はね、いつかはお迎えがくる。
これは抗うことができないんだ。
入院していて同じ部屋の患者が亡くなるのをみて、そう思う。
でも、プロデューサーという人間の想いというものは僕等がつくってきた番組には残るんだ。
プロデューサーというのは、幸せな職業かもしれないね。
亡くなっても、その手がけられた数々の作品から、
夢、正義、愛、そしてあきらめない心…
様々な”想い”を受け取った多くのファンがいます。
一ファンとして、平山さんから受け取ったその想いを噛みしめながら…
ホントにありがとうございました!
心からご冥福をお祈りいたします。
(関連ページ)
▼平山亨 - Wikipedia
Comments [2]
No.1快人タヌキ人間さん
ツバサさん、私もビックリしました。平山さんは、第1次怪獣ブームの頃から赤影で後のスーパー戦隊のルーツ(色別の集団ヒーロー)を編み出し、ジャイアントロボで特撮初の巨大ロボットもの(これもスーパー戦隊に不可欠)をつくり、その後仮面ライダー、ゴレンジャーと、いわば東映ヒーローの大黒柱であり、平山さんがおられなかったら日本にこれだけのヒーロー、特にご当地ヒーローも含めて生まれることはなかったです。日本のヒーローを支えられた、最大の功労者です。
今年は、阿部プロデューサー、長石監督他、多数の東映ヒーローの功労者が亡くなられました、さびしいです。
平山さんの作られたヒーローの魂は、不滅です。
No.2ツバサさん
>>快人タヌキ人間さん
コメントありがとうございます(^^)/
私もこの報の後、改めて
平山さんのお仕事を見て、その量と質に驚愕しました。
ライダー&戦隊だけでなく、不思議コメディまで手がけてらっしゃるんですもんねえ…
これはホントにその通りだと思います。
さっき別の方のコメントでも書きましたが、
そういう方を見送るのが、ご身内だけというのもちょっと寂しい感じです。
やはり平山さんが生み出したヒーローたちとファンがみんなで
「ありがとうございます」
と言えるそんな式をやってほしいと思いますが、どうなるのでしょう…
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