いろいろ考えていて書けずにいるうちについに配信最終日になってしまいました(>_<)
今更という感もありますが、
これまでのけじめという事もありますので改めて記事アップいたします。
ウルトラゼロファイト第2部・その最終回(15話)が
ウルトラチャンネル@youtubeで無料公開されております。
(公開は今夜(4/9)の12時で終了)
待ちに待った最終回ですが、なんか賛否両論だったような…
▼「ウルトラゼロファイト」第二部 第15話(最終話) - YouTube
内容はほとんど”エピローグ”という感じ。
前回ラストで見せたシャイニングゼロの超能力により、
時間が巻き戻り、ウルティメイトフォースゼロ復活。
しかしダークネスファイブは逃走。
ベリアルも蘇り、戦いは続く…
という結末だったわけですが、
ウルティメイトフォースゼロ復活自体については、
私も含めて、そんなに不満のある人はいないと思うのですよ。
(あのままだとあまりにつらいですもんね(T_T))
問題はその持って行き方?
いろいろ拝見した中で不満は以下の2点に集中していた様な気がします。
・時間巻き戻しが安易
・ダークネスファイブとの決着がつかないまま終了
まず時間巻き戻しですが、コメントではこんな厳しいご意見もいただいてます…
(おなみさんありがとうございましたm(_ _)m)
肝心なところでわけのわからない超常現象に頼るのは
「ティガ」以来の平成ウルトラの悪癖ですが、結局今回も払拭できなかった…
どころか「時間巻き戻し」はその中でも最凶級の反則技です。
個人的にはこの展開知った時は「そうきたか!」って感じで、
予想外の驚きが先にあったので、そんなに違和感は感じなかったですけど、
そう指摘されるとなんとも返す言葉がないですね。
確かにすげー強引でご都合主義であるところは否めないかと。
でもそれでもこのラストが選択されたのは、
おそらく『ウルトラゼロファイト』という特殊な放送枠のせいもあるのでは?
3分間という短い尺の制約の中で、毎回毎回引きとなる展開を入れながら…
となるとこのいきなりな展開もアリではないかと個人的には思うのですが。
あとおなみさんのコメントで一番印象的だったのがこの下り。
どんなにつらいことがあっても、そこからまた前に進もう。
どんな涙も必ず乾く。
そう語ってきた「ウルトラマン」が、今更こんな
「全部なかったことにしちゃえ」
みたいな物語を世に送ってどうするのですか。
このご意見に対する答えをずっと考えていて、思いついたことがあるんですけど、
時間が巻き戻り、復活したウルティメイトフォースゼロがダークネスファイブをやっつけたぞ!
めでたしめでたし。
もし最終回がこういう展開だったら、
ホントに"全部なかったこと”になっちゃいません?
現状のラストでは、確かに時間が戻り、
ウルティメイトフォースゼロは復活したけれど、
根本的な問題は何も解決してないんですよね。
(つまり"全部なかったこと”にはなっていないということ)
ダークネスファイブはそのままだし、ベリアル復活でむしろ事態は悪化してます。
仲間を手にかけたというゼロの記憶はそのままですしね。
(↑すみません。これに関しては「覚えてない」って言ってましたね。
どこの時点から覚えてないのかセリフからははっきりしないですが
一応上の文章は削除させていただきます)
時間巻き戻しというちょっと強引な手を使うけど、
その分、問題を後に残すことによって、
少しでもご都合主義を避けようとした。
こう考えると、最後に
ウルティメイトフォース対ダークネスファイブ
の決着をつけなかったのにも納得できます。
(続編とかもしかしたらいろいろ他に事情もあるのかもしれませんけどw)
このへんにスタッフの
決して”奇跡に頼りきりにはしない”という意思をを個人的には感じているのですが。
以上、なんか最終回感想というよりも、
ほとんどコメントに関するお返事みたいな内容になっちゃいましたね(^^)
でも全体的には、あんだけの苦難のあとだけに、
UFZのみんなの一際強くなった"絆”みたいなものがしみじみ感じられて、
私的には結構好きな最終回です。
(”モロボシくん”にはちょっとワロタ。ゼロ、親父好きだなー(^^)/)
多少肩すかしな点はあったかもしれないですけど、
ラストに流れる『奴らがウルティメイトフォース ゼロ!』が
あまりにカッコイイので帳消しにしてあげてもいいんじゃないかな〜(^^)/
勇気のタマゴ/奴らがウルティメイトフォース ゼロ! Voyager Voyager with コノミ先生 Dr.エッグ 日本コロムビア 2013-04-17 by G-Tools |
●『ウルトラゼロファイト』第2部、これまでの記事まとめ!
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#14『超絶パワー!シャイニングゼロ!』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#13『降臨!シャイニングウルトラマンゼロ』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#12『絶望を超えて…進め!ウルトラマンゼロ!』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#11『無残!ウルティメイトフォース』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#10『最恐最悪!ゼロダークネス』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#9『驚愕!カイザーダークネスの罠』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#8『激突!カイザーダークネスVSゼロ』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#7『黒幕登場!復活のあの方!』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#6『激闘!ウルティメイトフォースゼロ対ダークネスファイブ』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#5『集結!ウルティメイトフォースゼロ』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#4『大ピンチ!ゼロ対”ダークネススリー+1”!』
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/メフィラスも参戦!第3話無料公開中。
▼【動画】ウルトラゼロファイト第2部/#2『ゼロVS”地獄のジャタール”』
▼【動画】『ウルトラゼロファイト第2部』第1話ついにキター!(^^)/
(*注* 動画は全て配信終了しています。)
Comments [7]
No.1御鏡和馬さん
多分、今発売中のPSPゲーム「ウルトラマンオールスタークロニクル」に続いているのかと思われます。シャイニングウルトラマンゼロが出てくるそうなので。
No.2HIEROさん
初めまして!
ブログ開設当初から拝見させていただいています。
僕は生まれたころからウルトラマン大好きのティガ世代で、ゼロも大好きなウルトラマンの一人です。
僕はゼロファイトの最終回は普通に「あり」だと思っています。
そもそもウルトラマンに超常現象を無しと考えているのはなぜなんでしょうか。もし平成ウルトラマンの最終回のような展開を否定するのであれば、これまでのウルトラヒーローにしても死者をよみがえらせる力はウルトラ戦士にしろ人間にしろ、当然のように披露されてきました。
かつてのウルトラマンたちは様々な逆光の中から何度もあきらめず立ち上がってきました。ゼロがシャイニングゼロになってその超常現象を発揮したのは、彼があきらめない力をウルトラマンノアに認められ、その力の片鱗を分け与えられたからこそであり、何よりもゼロが当初紹介されたように「最強の」ウルトラマンであるからこそあの結果に終結したのだと思っています。
ウルトラマンは決して神ではないと本人が言っていました。救えない命もあれば届かない思いもあると。シャイニングゼロの力を僕は神の力だと思っていません。あれはゼロの力でもあり、ウルティメイトフォースの力でもあるんです。ゼロがウルトラ戦士として戦っていたらまた考えは違っていたと思います。でも、彼はウルトラ戦士であり、ウルティメイトフォースの一員でもあるのです。これまでのウルトラマンにできなかったことを(映像表現的にはタブーとしていたことを)彼は仲間たちの絆や思いを受けたからこそ、偶発的に発動したんじゃないでしょうか。ゼロ自身も結局事の成り行きを覚えていないわけですし。
長々と書いてしまいましたが、新しいウルトラマンも出てきますが、これからもゼロの物語はOVで続いて行ったりしてくれればすごく嬉しいです。その中で改めてベリアルとの最終決戦が見れたらいいですね。
No.3ちょろQさん
>ツバサ様
私はあの決着のつけ方には何ら不満を感じておりません(むしろ決着はついてないw)。ウルティメイトフォースゼロを復活させなかったら物語としては重厚なものになって好きそうな人もいるかもしれませんが、ウルトラシリーズの本来のメインターゲットは純粋な子供達です。後半で鬱展開に持ってき過ぎたからあのままBADENDになってたら、多分子供達がウルトラシリーズに見切りをつけてたと思います。「時間を巻き戻す」という復活方法については「強引」「ご都合主義」などの批判もありますがよく考えてください。もともとあのシャイニングウルトラマンゼロはウルティメイトブレスレットと一体化してるのですよ??そしてウルティメイトブレスレットは時空を超えるチートラマン・ウルトラマンノアから授かったものです。ゼロがノアの能力を完全に使いこなせるようになったと考えれば何ら不自然さはありません。それにベリアルまで復活させてしまったというデメリットも提示したわけだから、むしろ奇跡に頼ったというものでは無いでしょう。私としてはおなみさんのコメントに不快感を感じました。あれでは単なる作品批判です。もうちょっと作品の本質を考えてからコメントして欲しいです。アベ監督も「避けられない所を避けずにいったらああなった」とハイホビのインタビューで言ってましたしね。いろいろな意見があると思いますが、個人的には大満足な作品でした。続編も本家が公言してくれたのでこれからもゼロと愉快な仲間達の冒険が続くというのは嬉しい限りです。ぜひ、円谷プロにはこれからも夢や希望を与える作品を作り続けていってほしいです。
No.4スカイウォーカーさん
確かに時間巻き戻しは強引だったかもしれないけど、映像があまりにかっこよかったので、まあいいやって感じになりましたねw
とにかく、ゼロファイトは映像がすごかった!
アベユーイチ監督が仕上げに5ヶ月かけたというのも、納得のクォリティ!
テレビ特撮では、最高のCG合成だったんじゃないでしょうか。
べリアル復活も自分は全く予想してなかったので、興奮しちゃいました(笑)
宇宙のどこかでべリアル一味が生きてるほうが、ウルトラワールドが豊かな感じになって、いいんじゃないですかね。
アンパンマンにおけるバイキンマンみたいな(^?^)
No.5SLAPさん
こんばんは。いつも楽しく拝読しています。
付け加えるなら・・・・初代ウルトラマンも最終回に「命を二つ持ってきた」という、今考えても、ありえない奇跡を堂々と見せて、日本中の子どもと大人をビックリさせたわけですから、今回の奇跡もウルトラ的にはまぁアリでしょ、と思ってます。そういえば、スーパーマンもやってたな。
特に、「敵も甦る可能性」というリスクが有り、「シャイニングゼロは本人が覚えてられないトランス状態」の為、”多用できない”という条件も付いている分、善意的な表現だと思いました。
まぁ、最後は視聴者の好み、又は感性に委ねられちゃうのですが・・・
(^^;
No.6おなみさん
管理人様
やっぱりプチ炎上になってしまったようで、申し訳ありません。
人様の庭先で大勢に異を唱えるような持論をぶつものではありませんね。大人げ
なかったです。
「超常現象」については、こちらも舌足らずでした(意図的に字数を削ったせいもある
のですが)。
「ウルトラマン」そのものが超常現象オンパレードなのは、勿論百も承知です。質量
保存則も運動量保存則もエネルギー保存則も相対性理論もまともに通用しない世界。
死者が何度も甦る世界。一応理系のオジサンとしては、毎度8割がた目をつぶり
ながら観ております。
それでも、超常的な力を持つヒーローであっても、否、だからこそ、物語の作法として、
何ができて何ができない、というルールは必要なはずです。いざとなったらその都度
新しい力(超常現象)が発動して救済されるようでは、「物語」が成り立ちません。
最初に決めたルールと持ち駒の中で勝つ工夫をして欲しい。持ち駒を増やすなら
その段取りをきちんと描いて欲しい。「不可能を可能にする」というのはそういう意味で
あって欲しい。その工夫の余地はまだあったのではないか。そういうことです。
(ウルトラマンが、怪獣を退治して物語を終わらせるためだけに登場するような
お話も沢山ありますから、そういうのには私も目くじらたてません。)
・・・これくらいにしておきます。頂いたコメントひとつひとつに返答するのが礼儀かも
しれませんが、これ以上この場を騒がせるのは本位ではないので、退席することと
します。どうもご迷惑をおかけしました。
No.7またたびさん
>おなみさん
>「超常現象」については、こちらも舌足らずでした(意図的に字数を削ったせいもある
のですが)。
それ、僕がムキになって噛みついちゃった部分ですね。
こちらもムキになってしまって申し訳なかったです。
今までは特に名前を決めてなくて名無しだったので、これからは自分は自分の発現に責任を持つために『またたび』と名乗らせて頂きます。
僕は僕の持論を繰り返させて頂きますが、
特撮ヒーロー物なんて総じて『友情・奇跡・絆・光・希望の勝利』の世界で、
精神論が土壇場で信じられない奇跡やパワーアップを起こして巨悪を打破する展開なんて、
会社や作品の違いなどなく、どこでも毎年のように繰り返されてる事。
逆に、そういった作風のどこがいけないのか?と。
そういった作風を廃したヒーロー番組が
果たして本当に子供の見るべき物なの?という疑問もあります。
シビアで現実主義に徹して主人公たちが奇跡の大逆転など起こせず悪に負けて死んでしまう作品なんて、基本ありえないでしょう。
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