ネオ・ウルトラQ/新怪獣・お話新情報まとめ!

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なんか久々な感じですがネオ・ウルトラQの話題など。

いよいよ後一月ちょっとに迫ったwowowでの本放送に先駆け、
昨日番組公式サイトがグランドオープン!

neoultraq

全12話のサブタイトルが初めて明かされました。

同時に雑誌記事で、
登場する新怪獣や各話の内容も大分ざっくり公開されてます。

その二つを合わせると「ネオ・ウルトラQ」の全容が
おぼろげながら大分明らかになってきました(^^)/

以下ちょっと長めですが、全話をずらっと1話から、
各お話についての監督さんコメントや写真も引用しながらご紹介していきましょう!


引用元ソースは公式HP及び「特撮ニュータイプ」ですー(^^)/

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●第1話「クオ・ヴァディス」
監督:石井岳龍 脚本:いながききよたか
怪獣ニルワニエ登場

突如現われた怪獣・ニルワニエ。
ただ歩き続けるその姿にある人々は反発し、ある人々は保護を訴える。
果たしてその目的地は一体どこなのか? 人間と自然の共生を問う記念すべき第1話。

1話〜3話は公式HPにあらすじが既に公開されていますね。

niruwanie

石井監督によると

巨大な屋久杉の株が歩いているような不思議な怪獣”ニルワニエ”が どこかを目指してただ街を歩き回る

と言うストーリーだということ。

石井監督の思われる「Q」の魅力とは、

人間を超えた不思議な力に対して、あえて明確な答えを出さないこと。

巨大な問いかけ=センス・オブ・ワンダー。

と仰ってますが、その言葉を1話にして体現しているようなお話になっているような(^^)

●第2話「洗濯の日」
監督:田口清隆 脚本:いながききよたか
怪獣ブレザレン登場

町で人気のクリーニング店。
経営するのは、なんでも綺麗にしてしまう怪獣ブレザレン。
子どもたちにも大人気だ。
しかし、ある日、地球全体を揺るがす(??)大騒動に巻き込まれる!

そして第2話はグッと雰囲気が変わって
オリジナル「Q」の「カネゴンの繭」のように、
怪獣と子供たちの交流、人間達との共生が描かれます。

burezaren

この多分わざと退色させた色合いの写真を見ても、
雰囲気は昭和ウルトラQそっくりで、意図的に懐かしい路線を狙ってるのではないかとw

しかしただ懐かしいだけじゃなくて
ご町内の話から”地球全体を揺るがす大騒動”に発展するなど捻りもきいているみたい。

そしてそこに、ウルトラファンならご存じ、
TLT松永管理官こと堀内正美さんが"国連事務総長”役で登場!

いったいどういう話か想像もつきませんが、
今のところ個人的には一番楽しみな話かなー(^^)/

●第3話「宇宙から来たビジネスマン」
監督:入江悠  脚本:いながききよたか 山本あかり
ヴァルカヌス星人登場

いつの時代も女性が永遠に求め続けるもの、それは「美」。
モデルの美樹が「美」を得るために取引した相手はなんと宇宙人だった。
そのあまりに冷徹なビジネス感覚に反発する絵美子だったが……

valcanus

入江監督が担当される3作はどれもシリアスなお話だとか。

人間ドラマ寄りで登場する異星人”ヴァルカヌス星人”もかなり普通の人間に近いデザインのようですが…

入江「日常の中にぽっかり闇があるような…そんな世界観を目指しました」

このお言葉のように、ちょっと一筋縄でいかないダークなお話が展開しそうな予感。

まあ見てみないとわかんないですが、
オリジナルで言うと「悪魔っ子」とか「あけてくれ!」とかあのへんの感触が近いのかも…
とか思いました(^^)

●第4話「パンドラの穴」
監督:石井岳龍  脚本:いながききよたか
マーラー登場

石井監督の2本目に登場するのは"マーラー”。

merler

穴の中に棲む、この世の悪の塊。
西洋で言う悪魔。

だそうです。

wowow特番にも一瞬その姿が見えましたが、
黒くグチャっとしてて、かなり”おぞましき"存在のように見えました…

ちなみに演じるのは「感覚戦士ゴカンファイブ」のゴカンブルーこと日向丈さん!
「エアーズロック」からは他にもゴカンレッドこと山本浩司さんも出演されるようで、
ファンなら思わずニヤリとできるではないでしょうか(^^)

●第5話「言葉のない街」
監督:中井庸友  脚本:いながききよたか

 *中井監督の担当される5話・12話については、記述はありましたが、
 どちらの話か確定できないので、今回は明記は避けさせていただきます。
 ちなみに
 ・小さな怪獣に寄生された人間の寿命が延びていく話 と
 ・エピゴノイドというアンドロイドが恋をするけど、
  相手を思いやりすぎて、愛が生まれない話
 の2本だそうです。

 どちらもヒューマニズム系のお話のようですね(^^)/

●第6話「もっとも臭い島」
監督:田口清隆  脚本:いながききよたか 山本あかり
悪臭怪獣セーデガン登場

田口監督の2話目は、巨大怪獣”セーデガン”が登場するこれまた期待の話です。

blueback

セーデガンの設定は無人島に住む巨大な妖精とのこと。
”悪臭を放つ巨大妖精”!?
いったいどういう話なんでしょうね?www

●第7話「鉄の貝」
監督:入江悠  脚本:いながききよたか 加藤綾子
ガストロポッド登場

入江監督の2作目に登場する"ガストロポッド”はでかい巻き貝の怪獣だとか。

gustro

入江「このガストロポッドが大量発生するという怪獣物っぽい展開になります。
とのこと。

パニック物が好きとも仰ってますので、
おそらくこのガストロポッド大発生による日本大パニックが描かれるんではないかと予想w
田口監督以外にも怪獣物っぽい展開を指向されてる監督さんがいるのも大変頼もしい(^^)/

●第8話「思い出は惑星を超えて」
監督:石井岳龍  脚本:いながききよたか

(*このお話も”人間の姿をした宇宙人が登場する”という以外の直接的な情報なしでした。
  あしからず(>_<))

●第9話「東京プロトコル」
監督:田口清隆  脚本:いながききよたか 山本あかり
巨大怪獣プラーナ登場

田口監督担当最後の話も巨大怪獣もの!

pulana

登場する新怪獣プラーナはブルトンやバルンガのような物体状の怪獣。
温室効果ガスを吸ってひたすら巨大化していく設定だそうです。

おそらくバルンガの話みたく、
このプラーナの脅威をどうやって排除するか…という展開になるのでは。

写真のようにマーブリングファインアーツによるミニチュアセットも使用されているようですし、

田口「派手な街の破壊はないけど、巨大怪獣ならではの面白い話になります。
というお言葉もあるので、これも期待の話ですね!(>_<)

●第10話「ファルマガンとミチル」
監督:中井庸友  脚本:いながききよたか 加藤綾子
ファルマガン登場

fulmagun

中井「ファルマガンは無の存在。
ある少女に恋をして、原子を使って自分の肉体を作っていくという心優しき怪獣です

なんか哀しそうなラブストーリーですね…

中井「怪獣にそうとう感情を込めて、なんて愛おしいんだ
と思いながら撮りました。

なんか見てる方も怪獣にかなり感情移入して泣ける話になりそうだ…
つか、なってほしいなあ(^^)

●第11話「アルゴス・デモクラシー」
監督:入江悠  脚本:いながききよたか

このお話、登場する怪獣名はまだ不明ですが、

登場するのは”宙に浮いた巨大な物体”
巨大な宇宙船のようだが、それ自体が意志を持っている

こんなキャラが出てくる模様。

あとゲストキャラが結構すごくて、
最初の方に書いた山本浩司さんに加え、
室井滋さん、光石研さん、そして螢雪次朗さんが登場!
蛍さんの役は平成ガメラ以来の警部役ですー(^^)/

テイストとしては不条理ドラマだそうですが、
怪獣ものっぽい、蛍さんの"仰天演技”にはちょっと期待したいですね(^^)/

●第12話「ホミニス・ディグニターティ」
監督:中井庸友  脚本:いながききよたか

*このお話もまだ詳細不明。
 第5話の説明をご参照ください。

*********************************
という感じで、まだ不明なお話もありますが
「ネオ・ウルトラQ」全12話の概要をざっとご紹介しました。

全12話中怪獣・宇宙人など造形物キャラクターが登場するのが7本
他のお話はメイクやCGで処理されているそうです。

ちなみに撮影に使用されているのは4Kカメラという
ハイビジョンの4倍の解像度を持つカメラ。
ホントはフィルムで撮影したかったが、
現場や仕上げの事を考え、フィルムのような深みを表現できる
このカメラを使用したとのこと。

他にもミニチュアワーク、ブルーバック、大がかりな爆破シーンなどもあるようで
”ウルトラQのセカンドシーズン”との宣伝文句の通り、
かなりアナログな原点に戻った製作体制を意識されてるなというのが全体の印象ですね。

さらに田口監督の

僕としては「Q」らしい作品を撮るのが役割だと思ってます。
脚本からデザイン、演出的にも「あれだよね」って思えるものをいろいろ仕込んであります

このお言葉にも期待!

少なくとも、田口監督が手がけられる3作については
旧作ファンも満足できそうな作品になっているんじゃないかなあ…」

それに加えて、全く新しいスタッフにより
全く新しい”ネオQワールド”が展開するわけですからねー。

取りあえず今は期待するのみ!と書いておきましょう。
来年1月の放送開始が楽しみです!(^^)/

WOWOW
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(関連ページ)
ネオ・ウルトラQ/早くも”怪獣”写真公開!(^^)/ - 特撮ヒーロー作戦!

ネオ・ウルトラQ/キャスト判明!田辺誠一&高梨臨が怪獣+宇宙人に挑む! - 特撮ヒーロー作戦!


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円谷 / 最新5件のエントリー

Comments [4]

No.1

ウルトラQらしくバリエーション豊かな作品群になっているようで期待大ですね。
今から放送が楽しみです。

No.2

お久しぶりです。ふぁいとです。
やっぱりおもしろそうですね。WOWOWどうしようかな…。ブルーレイとか待とうかどうしようかと考えますね。

ところで、12話のタイトルがなんか気になって調べてみました。
言語の綴りは「Hominis Dignitati」ラテン語だそうです。
意味は「人間の尊厳のために」で、南山大学や南山学園がよく出てきたので確認すると同学園のキャッチコピーだそうです。
もともとがラテン語なので、キリスト教などの宗教的な意味合いもあるのかと…。(もっと詳しい方いらっしゃったら解説お願いしますm(__)m)

ちなみに、3話の「ヴァルカヌス」星人はローマ神話の「火の神」ウゥルカーヌスみたいですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウゥルカーヌス

「クオ・ヴァディス」は結構有名な言葉でこれもラテン語ですね。意味は「(あなたは)どこへゆくのか」(これもWikipediaに詳しく載ってますが…)
やはりキリスト教のヨハネによる福音書からの引用になるそうです。

ブレザレンも聖書から「兄弟たち」という意味だそうです。

他にも何やらいろいろありそうですが、かなりいろいろなところで神話や伝説やに由来する名前って多いので調べてみると面白いですよ。

No.3

本格的に情報が解禁になったみたいですね。期待が高まります^^

フィギュア王の中井監督のインタビューによれば、人間の寿命を延ばす小型怪獣はコミニスというんだそうです。

No.4

あららあです。ウルトラセブンのHD版の1話を見ました。
ネットラジオ番組で田口監督のゲスト会を聴きました。

自分の回は変化球。実相寺監督的たち位置。

談話室オヤカタです。麻宮騎亜氏ゲストの回もフォーゼデサインワークスの話、なかなかでした。

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ウルトラマンネクサスの大ファンです。
現在はウルトラマンギンガを応援しつつ、鎧武・トッキュウジャー・牙狼、その他BSCS特撮にVFX映画とあいかわらず見るモノためまくって消化が追いつかない毎日(苦笑)
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