今日発売の”小説版平成仮面ライダー”、三冊とも無事ゲットしましたー。
まず最初に読み始めたのは毛利亘宏さん作「仮面ライダーオーズ」。
結論から書くとすっごく面白いです!
”本編を取り巻くその過去と未来”という構成で、
超意外なキャラも語り部となるバラエティに富む仕上がりになってて、
もう4時間余りで一気に最後まで読みふけってしまいました(^^)/
読破後は、本編をもう一度見たくなること必定って感じです。
以下各章ごとに簡単な感想つかレビューを可能な限りネタバレなしで(^^)/
●シリアスなアンク誕生とその過去…第1章「アンクの章」
「小説版オーズ」全3章286ページのその最初の章は「アンクの章」。
語り部は当然アンクです。
800年前を舞台に、グリードの誕生・そして初代オーズ=”王”との戦いと
アンクの知られざる過去が描かれます。
小説という利点を生かして、アンクのその心情が凄く細かく綴られていて興味深く、ファンはまず必読かと(^^)
新キャラとの悲しい出会いもあるし、
”王”のキャラも思わず誰かさんかと間違うくらい立っているので、
もしスピンオフ映像化があるとしたら一番栄えそうなお話かも。
ちなみにアイスが好物なのは
「熱いか冷たいか」それしか感じないせいなんすね…(T_T)
アンクの”哀しさ”がしみじみ伝わってくる良エピソードかと思います。
●ダブルバースの活躍と意外な語り部が楽しい第2章『バースの章』
2章は、前章とはうって変わったユーモラスな展開。
最初に書いた通り、意外な語り部の目線から
伊達さん&後藤さん・バースコンビの友情と活躍が生き生きと描かれる
爽やかで熱くてちょっと笑えるお話です(^^)
切々とその心情を語る語り部くんに
「なるほど…彼はあの時そんな事考えていたのかwww」
と一番本編を見返したくなる仕掛けになっているのもこの章かも(笑)
ちょっと暴走気味の展開に思わず「○沢かよ!」と
突っ込みを入れたくなる方もおられるかもしれませんが、
伊達さんと後藤さんをつなく絆といえば彼以外に考えられないわけで、
個人的にはすごく納得のいく展開であります(^^)
脇で登場する里中ちゃんの「給料から引いときますから」もさすがwwって感じだし、
あのちっちゃな仲間たちとの友情も笑わせながらなんか感動しますよ(^^)/
●変わらないその”真っ直ぐさ”がイイ!第3章『映司の章』
そして最終章では、いよいよ主人公”火野映司”くんの登場です。
個人的に一番感銘を受けたのがこの最終章。
本編でもちらっと描かれた”戦場での映司くん”が本格的に描かれています。
詳しく状況とか書いちゃうとネタバレになっちゃうので細かい所は伏せますが、
久々に再会する映司くん、全然変わってない!
「たくさんの人と手をつなげば、その手はどこまでも届く腕になる」
そう言い切り、まっすぐに行動する姿。
あいかわらずの綺麗ごとキャラではあるけれど、
映司くんのそんな所が大好きな私としては、すごく楽しんでかつ懐かしく読めました。
近く公開される「movie大戦アルティメイタム」でも彼と久々に再会できるんですよねー。
その時、このエピソードを知っていると心の中でニンマリ出来そうな…そんな感じのお話だと思います。
これまた映司ファンは必読ですね!(^^)/
ちなみに同じように今でも世界を旅しているであろう「クウガ」の五代くん。
”彼と映司くんが旅先で出会う話”
いつかこんな感じで小説化してくれないでしょうか。
それがどーにも激しく読みたい…
っていうかさっきから妄想が止まらないんですけど(苦笑)
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Comments [2]
No.1kuronekoさん
仮面ライダークウガは延期になったんですよね。しかも発売日は未定。
12年後のクウガ、早く読みたいです。
No.2ビースターさん
ニコニコでとある自主制作の仮面ライダーの動画を見つけました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18341277?via=thumb_watch
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