日経トレンディネットで気になる記事が公開されていました。
先日中国で全国公開された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』。
その結果と問題点・課題などを円谷プロに詳しく取材したレポートです。
▼中国でウルトラ映画が1000スクリーン超えの公開! 円谷プロの中国進出[前編]
▼テレビは日本産放送不可! ならば日中合作や中国産へ 円谷プロの中国進出[後編]
・日本製のウルトラシリーズはもう中国では上映不可
・外国映画の枠もわずか2本
中国での展開にこんな厳しい制限があったなんて知りませんでした…
でもそんな中『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』の興行成績は
・最終興収が3115万元(3億8937万円/1元12.5円計算)
・日本でいうと興行収入10億円規模のヒット
という大奮闘!
社長さん含め関係者の方々のご尽力あってのことでしょうね。
素直に感服いたします(^^)
後編の方で語られている今後の”ウルトラ中国進出”についての報告も興味深いですね。
「領有権の問題が出てくれば、真っ先にテレビ放送や劇場公開を止められる可能性がある。」
尖閣かあ…そんな事考えもしなかった(T_T)
ファンとしては簡単に「中国合作すればいいじゃん!」とか考えちゃうけど
ビジネスとしてはいろいろ難しい問題が山積みなのですね。
でもそんな中まだあきらめずに中国合作ウルトラマンを模索している最中らしい円谷さん。
大岡氏は「中国の大自然の中には、見たことがないような景色がまだまだたくさんあると思う。それを背景に作品を撮ったら、素晴らしいものができると思う」と、早くもクリエイター心をのぞかせていた。
確かに
中国の秘境や万里の長城を舞台に戦うウルトラマン!
それは非常にワクワクする絵面ですね!
大変なこともいろいろあると思いますけど、
ウルトラの一つの方向性として地道に進めていってほしいと願います!(^^)/
(関連記事)
▼ウルトラマン海外利用権訴訟、円谷プロが逆転勝訴、知財高裁 2011/07/28(木) 15:41:21
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Comments [4]
No.1imiteさん
さまざまな自然大災害が襲った中でのこの数字、大健闘ですね!
?しかし興行成績は成功しても、やはり政治的な問題が
行く手を塞いできましたか・・・。
この間の列車事故への対応といい、共産党独裁支配の
あの国は正常とは言いがたいですからねえ。
進出に気をよくしていると、ウルトラマンのコピーを
平気で「自国製作のヒーロー」とやってきそうですw
権利関係に注意しながら、利益を上げたらさっさと撤退するのが
一番いいような感じなのがなんとも(==;)
中国の景色といえば、かつてマチャアキの西遊記で
見かけた数々の景観が思い浮かびます。
ああいった魅力的な協力方法があることを、当の
中国にも気づいてもらいたいものですがねー。
No.2影の王子さん
>まだあきらめずに中国合作ウルトラマンを模索している
確か1990年頃からもうずっとやっているのでは?
No.3ゆどうふさん
確かウルトラマンネオスは最初は中国との合作として企画されたそうですからね
結局駄目になってしまったあたり、やはり難しいですね・・・
No.4未定さん
中国は、
パクって、
それを海外に転売して、
本家はぶっ潰す。
そういう国です。
円谷は「懲りる」ということを学習した方がいいですよ。
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