もっと前にネタにするつもりだったのですが、
出張だのなんだので忙殺されていて遅くなりました m(_ _)m
既にご存知の方も多いと思いますが、
これまでずっと取り上げてきた円谷プロとタイ・チャイヨープロの
ウルトラマン海外版権問題。
チャイヨープロの主張する権利が日本のUMプロに移され、
新たな裁判&その結果が出ています。。
▼asahi.com(朝日新聞社):ウルトラマン海外利用権巡り円谷プロに賠償命令 - 社会
円谷プロ再び敗訴。
それに伴いUMプロダクションから次のような声明が。
▼タイ人側”円谷プロと和解望む” ウルトラマン裁判勝訴で声明 2010/10/12(火) 20:41:29 [サーチナ]
弊社としては,裁判で確定した正当な権利は正当な権利としつつも,それに固執せず,和解によって紛争を早期に終わらせることが最良の解決であるとの考えに変わりはなく,また,これが全世界の多くのウルトラマンファンの真の希望でもあると信じます。
ふむふむ。
チャイヨー・UM側が主張する権利の正当性については個人的には懐疑的なのですが、ファンとして”和解”を望むというのは同じくですね。
一旦チャラにして、改めて双方が出資し合う海外展開のための合弁会社を作るとかすればいいのに…とか思ったこともあります(この記事)
ただ今の円谷はそのころとは状況が違っていますし…(親会社の存在)
正直今後どうなるのか、UMの訴えに円谷側がどう動くのか。
まったく先行きが不透明ですね。
そんな状況の中、映像作家の小林應恭さんという方がこんな映画を作られるとか。
▼YouTube - ソンポート君ガンバレ予告 : MR SOMPOTE CHAIYO HISTORY
小林さんご本人に教えていただいた内容では、
・タイの特撮王であるソンポートさんの生い立ちを当時の写真や映像を交えて紹介
・日本の特撮関係者など証言インタビューを中心に構成
と、かなり貴重なノンフィクション映画になるとのことです。
恐らく(これは私の想像ですが)円谷との版権問題についても何かしらの証言が語られると思いますので、時期的にはすごくタイムリーな企画かと。
個人的には、どちらサイドにも偏ることなく中立的な視点で、
チャイヨーの功と罪を浮き彫りにするような作品に仕上げていただきたいですね(^-^)
映画のタイトル「ソンポート君ガンバレ」。
この言葉は、確か留学していたソンポートさんが日本から去る時に
親愛の情を込めて故円谷英二監督が贈った言葉…じゃなかったかな?
その後数十年を経て、現在のような皮肉な関係にある両者ですが、
この言葉の持つ意味をもう一度考えてみるのもいいかもしれませんね(^-^)
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