週末から風邪でまたダウンしていたんですが、
そんなところにウレシイ知らせ。これ届いた?!
予約していた『ウルトラコレクションボックス ザ・内山まもる』です。
さっそく開いて中身を確認したところ、
冊子2冊&フィギュア1個と思ったよりボリューム少なくて、
「これは失敗したかな?」と思ってしまったのですが…
実際読み始めたらすっかり内山ウルトラワールドのとりこに(^-^) 以下簡単な感想。
内山版アンドロメロスが大活躍する200Pほどの長編「ウルトラ戦士 銀河大戦争」もなかなか面白いですが、さらに燃えるのが100Pほどの中編「かがやけ ウルトラの星」。
・突如地球に襲来した大円盤群&怪獣軍団
・迎え撃つタロウ&ZAT
・そこに現れる謎の戦士”ウルトラキング”
・勢揃いする”ウルトラ6兄弟”
・そして始まるウルトラ兄弟VS総勢120匹の怪獣軍団の死闘!
とウルトラファンなら誰でも夢見た王道的展開で物語は進むのですが、
後半からラストにかけての衝撃的な展開が凄いです。
ウルトラマンを手始めに次々と戦死していくウルトラ兄弟たち。
大ゴマを使ったその壮烈な死に様の描写が実に圧巻!(特に初代マン。痛そう…(T T))
その戦況がTVやラジオで人々に逐一知らされているという設定もリアルです。
「ウルトラマンの死はZAT国民にTVラジオを通じて知らされた」
この一文がどれだけ当時の子供達に衝撃を与えたことか…
そして大どんでん返しと内山ウルトラ漫画特有の全く救いのない終わり方。
読んだ子供達の記憶に残るというかトラウマになったのではないかと…(汗)
内山さんのウルトラ漫画はいろいろ持ってますが、
その中でも個人的にはあの「ジャッカル大魔王」編と同じくらい面白い作品だと思いますね。
今回初の復刻だし、ちょっと高めできつかったけど、正直買ってよかった?(^-^)
ということで、コアな「ザ・ウルトラマン」ファンにお勧め!の本つーことで!
ps。
ちらっと載ってるインタビュー記事に面白いことが書いてありました。
あのジョーニアスの方の「ザ・ウルトラマン」。
あれは当初この内山版をそのままアニメ化する方向で動いていたのとか…
それもできれば実現してほしかったぞ!!
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