ギリギリの告知になってしまってすみません m(_ _)m
明日(9/15(水))なんですが、NHK『歴史秘話ヒストリア』のテーマが金城哲夫さん。
ウルトラマンと沖縄?脚本家・金城哲夫の見果てぬ夢?
と銘打って、ウルトラマンの生みの親である金城さんの”夢と悲しみと勇気の物語”が描かれるそうです。
時代テーマが基本のこの番組としてはかなり異例の題材かと思います。
上リンク先の公式では予告動画も見れるようですよ(なぜかうちのブラウザではエラーになってしまったので内容確認してないですが)
ちなみに放送は明日夜10時から。
取りあえずウルトラファンの人は録画予約を!(私はもう済ませましたw)
金城哲夫 西へ! [DVD] | |
ハピネット・ピクチャーズ 2005-05-27 売り上げランキング : 86754 おすすめ平均 初期ウルトラを支えた ニライカナイの使者 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Comment [1]
No.1あららあさん
2010年9月にNHKで放送された「ウルトラマンを創った男」という番組を見て山田輝子氏の同名の著作を書棚より引っ張り出してきた。巻末の文庫版あとがきに「金城のアイデンティティ?・クライシスは他人事ではない」という一文がある。
「ウルトラマン昇天」として上梓された初版の読者からの書評や感想の中で山口県の医師の方から「彼の両親は教師で、家庭では標準語を使っていたため(医師の方)はうちな-ぐちが不自由だという。金城のアイデンティティ?・クライシスは他人事ではない」と切々と綴られていたという。
私は1998年本作を読んだ。以前よりウルトラシリーズのファンであり、関連書籍を読むうちに円谷プロの当時のスタッフの中で文芸の中心人物であり、円谷プロサイドのプロデューサーという責務も実質兼ねていた
金城氏について彼が黎明期のウルトラシリーズで成し遂げた業績は関連書籍でも知ることができた。
しかし、帰郷してからの希望と失望のうちに夭折した金城氏の伝記は詳細には知らなかった。
金城氏の苦悩は本書に詳しい。2010年のドキュメンタリー番組では本土と沖縄のかけ橋になろうとして板挟みとなり、ラジオ番組では自衛隊をめぐる社会的な波紋を起こすなど周囲をはらはらさせる一面があったことなどは伝えていない。慕っていた円谷一氏の葬儀の時、彼の苦悩と混乱は極めて深刻な不安定な状況を物語っている。
酒に溺れ、転落ししたとき沖縄と本土の間でわずか37歳で夭折した彼の抱えていたもの。
本土と沖縄を隔てている高い壁。個人では抱えきれなくなった時、天命を使い果たした。辺野古の基地移設
問題も解決の糸口が見つからずある現在をニライカナイに旅立った彼はどうながめているのだろうか?
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。