ついついいろんな所の反響を見まくっていて、アップ遅くなりました(^-^)
さっそく本日鑑賞したての『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』感想をお送りいたします!
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE Original Sound Track
一言で言いますと、
ウルトラがその新しい歴史の第一歩を踏み出した記念すべき作品
多少荒削りではあるが、エネルギーに満ちあふれた大力作!
と感じました。
ウルトラファンはとにかく必見です!!
もうオープニングのアクション、
ゴーストリバースを更にグレードアップした戦いから
いきなりギアがトップに入った感じ(^-^)
次なるタイトルバックの時点で、
今までのウルトラとは全く違った映像センスに鳥肌…
そのまんまノンストップでラストまであっという間に駆け抜けたって感じで、
もう90分あっという間(^-^)
次々に展開する濃密アクションは見ている側が疲れる位…(^-^)
そう、この映画の一番のポイントはまず
これまでのウルトラ映画とは全く違うバトル映像
ってとこでしょうね。
既に予告編等でごらんになっている方も多いでしょうが、
本編ではホントに”全編あんな感じ”!
ウルトラマンのみならず怪獣までもが
重力の縛りから解き放たれた超立体的なスピーディバトルを展開します。
あのアギラ・そしてミクラスまでもが!!!
既に心配されている”巨大感”の件も個人的には全然気になりませんでした。
ウルトラの父初登場の時の”地響き”がイイ!(^-^)
でもあまりに映像的にこれまでと違うので、
特に昭和のウルトラしか知らない層とか戸惑う人もいるかも…
そんな人のために、今までの作品をうまくオマージュした”様々な小ネタ”が用意されているのも上手い点です。
内容を詳しく書くとネタバレになるので止めときますが、
レオファンなら思わずニヤリとするあのネタとか、
初代の時にはおなじみだったあのネタをうまくレイに応用して使ったりとか、
ホントいろんなネタがちりばめられているので、
そのへんもファンなら実に楽しめると思いますよ(^-^)
あと個人的に一番気に入った所は、
そういう風にいろいろ革新を盛り込みつつ、
物語のテーマはあくまでこれまでの平成ウルトラの延長線上
ってとこです。
特にメビウスで語られた
ウルトラマンと人間が共に並び立つ
ってステージから更にその先に進んだものになっているのに注目。
ラスト間際、ハヤタがZAPクルーに送る言葉には
平成ウルトラ信奉者としては思わず心に感じるものがありました。
番外編だと思ってた大怪獣バトルも立派な平成ウルトラの系譜を継ぐものだったんだなあ…(感動)
とかなんとか、ほめてばかりなので最後にちょっと苦言も。
あくまで”第一歩 ”なので、欠点も当然あります。
まず私が感じたのは、
あまりにアクションシーンが多すぎてちょっと”インフレ”気味だったかな?ってとこ。
同じハイテンションがずっと続くので、メリハリに欠けるんですよね。
そのせいか、ラストバトルもちょっと盛り上がりが足らなかったような(^-^)
もっと各シーンに”緩急”をつけて、
”溜め”をつけたほうが、ラスト前なんかはよりカタルシスを感じられたような気がしました。
あと、ストーリーが超シンプルとか
舞台もかなりこじんまりとか、
改善点もいろいろ感じます。
でも、それらの問題点は、スタッフのサービス精神ゆえのような気も。
新生ウルトラ第1弾、それにあらゆるものを盛り込もうとしたゆえの欠点という感じが強くするので、これらの欠点もそんなに重大なものとは思えません。
むしろ、そのスタッフのそのチャレンジ精神みたいなものが
私的にはすごく心強いですね。
この第1弾『ウルトラ銀河伝説』を経て、それをさらに研究し、
生み出される更なるウルトラ…
それはいったいどんな凄いものなんだろう…
今はそればかり考えて、ワクワクしてます(^-^)
ホント、こんな新しい時代を迎えることができて、幸せものですわw
ウルトラファンやってて良かった!!!!
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Comments [9]
No.1集積屋さん
どうもです。自分も見てまいりました。
今日はレスキューファイアーも競演回ということでめちゃくちゃテンションのあがった日でしたね。
このスケジュール、日活さんは狙ってやったんだろうか?w
ウルトラだけ見た自分はまだしも、あれを朝見た上で
ライダーやヤマトまで突貫で見に行ったツバサさんのような方々は
体調管理をしっかりされないと明日ぶっ倒れてしまうんじゃないでしょうか?w
というわけでお体に気をつけてください。
…前置きが長くなってしまった。というわけで感想ですが、
>ウルトラファンやってて良かった!!!!
と、まさにこの一言に尽きますよね。
荒削りな部分もまだまだあるけど、それはゼロと同じように、今後への期待へと昇華できるところ。
岡部氏がパンフの挨拶で述べられているように、新しいものを作るには困難はつきものですが
これからも、円谷にはそれを乗り越えて余りあるだけの力があるんだろうなあと思える作品でした。
あと個別の事象については、音による「地響き」の演出がうまいなあとか、
悪の「ウルトラマン」にして「レイオニクス」であるベリアル様の対立項として
正義の「ウルトラマン」としてはゼロという、
「レイオニクス」としてはレイというカウンターが用意されてるのが面白いなあとか、
ゼロ≒宮野氏はもちろん、ベリアル様≒宮迫氏もレイブラッド≒蝶野氏も
キング≒小泉さんも、とにかくゲスト声優陣の演技がうまいなあとか、
最後の最後でレイがレイオニクスの面目躍如してくれたのが
脚本的にうまいなあと思ったりとかetc…とあるのですが
さすがに語りすぎなんでこの辺にしておきます。
長文でのお目汚し、失礼いたしました。
それでは、最後に。
ウルトラファンやってて、本当に良かった!!!!
No.2かみぃ@未完の映画評さん
こんにちは。
新たなスタートを切るにふさわしい、なかなか楽しい映画でしたね。
当方の記事からリンクさせていただきました。
トラックバックを受け付けていらっしゃらないようなので、こちらにてご報告させていただきます。
No.3ウルトラLOVEさん
こんばんは、ツバサさん・ウルトラファンの皆さん!
1日遅れでしたが大怪獣バトルとライダーを観てきました。
最高によかったです!頭の脳裏に残っています。印象に残る作品です。
観を終わって、色々注文や指摘される方がいますが、どっちになっても出ると思いますので人それぞれの思いでいいんじゃないですかね!
私は、ウルトラマンは第三世代に入ったなと感じました。セブンとゼロの親子の関係から、
兄弟から親子関係に変わっていくんだなと!ネタバレになってしまうので詳しく言いませんが!
ゼロは、いままでにないウルトラマンの性格です。第三世代から気質も変わったらいいと思います。
これから、マン・ジャック・エース等の息子がでてきてもおかしくないので!幅が広がります。
ウルトラは、男世界には受けがいいですが、女性ファンを獲得するにはラブストリーが、必要ですね!
それと、ウルトラを英語版の字幕スーパーで観てみたいです。洋画ののりが入っているので!
この2作品を観てウルトラとライダーの違いを感じたのは、ウルトラは洋画で、ライダーは、東映特有の邦画とおもいます。
ウルトラは、「情」重んじるに対して、ライダーは、「クールなかっこよさ」ですね!
どちらとも、公開が盛況でよかったと思います。
今後に期待です!
No.4どんけつさん
ツバサさん、どうもです。いろいろな欠点もあったとお書きになられましたが、私はそんなものは全然気になりませんでした。ストーリーが単純、メリハリが無いという話ですが、私はむしろこれがこの映画の純然たるスタイルなんだと思います。昨年の「大決戦!超ウルトラ8兄弟」では、岡部プロデューサーの奥さんがハヤタ役の黒部さんが変身するのを観て、「何故この人がウルトラマンになるんだろう?」と理解できていなかったそうです。そのため、今作はそういった人でも理解できるように、単純なストーリー、明快な勧善懲悪、子供たちが例えば「ゼロかっこいい!」「ベリアル恐い!」などの純粋な感情を出して、楽しめるようにこのような方式にしたと「宇宙船」のインタビューに書いてありました。実際、私もベリアルの徹頭徹尾なヒールっぷり、そして、ゼロが名乗りを挙げて勇敢に敵陣に切り込んでいく様など、90分間ノンストップの疾走感、全力感、爽快感に鳥肌立ちまくりでした。映像的にも、ストーリー的にも、今回の映画は近年稀にみる傑作だと思います。1回で終わらせるなんてもったいない!ぜひ、何度でも劇場に足を運んでもらいたいです。願わくば、この映画が今冬No.1ヒットになることを祈ります(っていうか、必然的にそうなると思いますけどね)。話変わりますが、何と、ゼロスラッガー始め、一部の映画関連商品が映画公開と同時に売り出されていました!もちろん買いましたよゼロスラッガー!でも、金が湯水の如く消えていった・・・(T-T)。なので、ライダーは観に行っていません。とりあえず、行った友人から内容をネタバレしてもらおうと思います。でも、もちろん「ウルトラ銀河伝説」は何回でも観にいきますよ!DVDも必買い決定!そして、ゼロスラッガーは今、私の机の引き出しの中に封を切られずに大切に保管してされています(意味なし)。後は明日、「星のように・・・」をCD屋さんに買いにいくだけです。全国の皆さん、ぜひ「ウルトラ銀河伝説」を観て下さい!
No.5どんけつさん
ツバサさん、どうもです。いろいろな欠点もあったとお書きになられましたが、私はそんなものは全然気になりませんでした。ストーリーが単純、メリハリが無いという話ですが、私はむしろこれがこの映画の純然たるスタイルなんだと思います。昨年の「大決戦!超ウルトラ8兄弟」では、岡部プロデューサーの奥さんがハヤタ役の黒部さんが変身するのを観て、「何故この人がウルトラマンになるんだろう?」と理解できていなかったそうです。そのため、今作はそういった人でも理解できるように、単純なストーリー、明快な勧善懲悪、子供たちが例えば「ゼロかっこいい!」「ベリアル恐い!」などの純粋な感情を出して、楽しめるようにこのような方式にしたと「宇宙船」のインタビューに書いてありました。実際、私もベリアルの徹頭徹尾なヒールっぷり、そして、ゼロが名乗りを挙げて勇敢に敵陣に切り込んでいく様など、90分間ノンストップの疾走感、全力感、爽快感に鳥肌立ちまくりでした。映像的にも、ストーリー的にも、今回の映画は近年稀にみる傑作だと思います。1回で終わらせるなんてもったいない!ぜひ、何度でも劇場に足を運んでもらいたいです。願わくば、この映画が今冬No.1ヒットになることを祈ります(っていうか、必然的にそうなると思いますけどね)。話変わりますが、何と、ゼロスラッガー始め、一部の映画関連商品が映画公開と同時に売り出されていました!もちろん買いましたよゼロスラッガー!でも、金が湯水の如く消えていった・・・(T-T)。なので、ライダーは観に行っていません。とりあえず、行った友人から内容をネタバレしてもらおうと思います。でも、もちろん「ウルトラ銀河伝説」は何回でも観にいきますよ!DVDも必買い決定!そして、ゼロスラッガーは今、私の机の引き出しの中に封を切られずに大切に保管されています(意味なし)。後は明日、「星のように・・・」をCD屋さんに買いにいくだけです。全国の皆さん、ぜひ「ウルトラ銀河伝説」を観て下さい!
No.6どんけつさん
ツバサさん、どうもです。いろいろな欠点もあったとお書きになられましたが、私はそんなものは全然気になりませんでした。ストーリーが単純、メリハリが無いという話ですが、私はむしろこれがこの映画の純然たるスタイルなんだと思います。昨年の「大決戦!超ウルトラ8兄弟」では、岡部プロデューサーの奥さんがハヤタ役の黒部さんが変身するのを観て、「何故この人がウルトラマンになるんだろう?」と理解できていなかったそうです。そのため、今作はそういった人でも理解できるように、単純なストーリー、明快な勧善懲悪、子供たちが例えば「ゼロかっこいい!」「ベリアル恐い!」などの純粋な感情を出して、楽しめるようにこのような方式にしたと「宇宙船」のインタビューに書いてありました。実際、私もベリアルの徹頭徹尾なヒールっぷり、そして、ゼロが名乗りを挙げて勇敢に敵陣に切り込んでいく様など、90分間ノンストップの疾走感、全力感、爽快感に鳥肌立ちまくりでした。映像的にも、ストーリー的にも、今回の映画は近年稀にみる傑作だと思います。1回で終わらせるなんてもったいない!ぜひ、何度でも劇場に足を運んでもらいたいです。願わくば、この映画が今冬No.1ヒットになることを祈ります(っていうか、必然的にそうなると思いますけどね)。話変わりますが、何と、ゼロスラッガー始め、一部の映画関連商品が映画公開と同時に売り出されていました!もちろん買いましたよゼロスラッガー!でも、金が湯水の如く消えていった・・・(T-T)。なので、ライダーは観に行っていません。とりあえず、行った友人から内容をネタバレしてもらおうと思います。でも、もちろん「ウルトラ銀河伝説」は何回でも観にいきますよ!DVDも必買い決定!そして、ゼロスラッガーは今、私の机の引き出しの中に封を切られずに大切に保管されています(意味なし)。後は明日、「星のように・・・」をCD屋さんに買いにいくだけです。全国の皆さん、ぜひ「ウルトラ銀河伝説」を観て下さい!私も声高らかに「ウルトラファンやってて良かった!」
No.7くまさん
息子にせまがれて行って来ました。超満員で大変だったけれど息子は大満足。あっという間の90分でした。
たしかにそうだったんだけど、私にとってはツパサさんが欠点だと指摘されたところが大きかった。アクションシーンばかりで、はぁ、最後の盛り上がりが… でも最大の不満は怪獣が弱すぎるってことです。あれじゃただの雑魚キャラです。私の好きな怪獣はあんなに弱くないよーっ まあ、懐かしかったけれど。でも寄せ集め怪獣は面白かったけれどもういいやって感じでした。
後30分長くして、もう少し内容を濃くしてもらえれば。(これって大人の見方なんですが)
エネルギーコアを中心として、ベリアル様とゼロの話なんですよね。正義と負の力との対決。そう考えれば、コアを手にしたベリアルはもっと強くなっていいと思うし、もっと奇跡の様な力の見せ場がほしかった。なぜ、それぞれがコアを手に入れようとしたかとか、なぜゼロの生い立ちが隠されていたのかとか、セブンの復活とか、そのあたりをもう少し描いてほしかった。そういうことが描けるはずだと思わせるのは、きちんとした進化しているからなんですが。それを描ければ、世界に通用していけるかな。ちゃんとしたスペースオペラとして評価できるものになるのでは。
これ完全に大人目線での映画分析ですから、子供にとってはどうかとなると話は変わるかもしれませんが。
まぁ、ベリアル様もまた活躍してくれそうな予感もあるし、テレビシリーズなど楽しみになってきました。
最後に、よそ様の子供ですが、見終わった後に「さぁ、次は仮面ライダーの映画だね」と目をきらきらさせて言っていたのが印象的でした。おかぁさんは、1日に2本はかんべんしてぇっと叫んでましたが… 見に行ったんだろうか…
No.8mahorobaさん
上映されていた映画館が、仮面ライダーも上映していたので、ハシゴしようかと思いましたが、ウルトラでお腹いっぱいになりました(笑)。それほど、内容の濃い作品に感じました。
冒頭のメビウス対べムラーのシーンで、今までウルトラの動きと違うことに、改めて度肝を抜かれました。「こんなウルトラが観たかったんだ」と。
以降は、スピード感溢れる映像の連続。
CGがいい。これまで円谷のCGは東映に比べ、「チャチ」な印象しかなかったので。
飽きなかったなぁ。
最後の、MISIAの主題歌で思わず涙。
すぐにCDショップへ行ったのは、言うまでもありません(ウルトラマンフィギュア付き欲しかった)。
MISIAの最新アルバム、是非初回限定版買ってください!「星のように」のPVのDVD付きです。涙ものですよ!
それはそうと、「ウルトラマンゼロ」、テレビシリーズはあるんでしょうか?是非ともやってほしい。で、ゼロは人間体とゼロ(もちろん宮野さん)の別人格が合体(仮面ライダーWみたいですが)するかたちにしてほしいです。宮野さんの「ゼロ」、いままでのウルトラマンにない魅力があると思いました。
No.9やえちゃんのパパさん
今日子どもたちと観てきました。
あえて難点を言えば、映画前半のベリアル対ウルトラマン軍団のバトルがすごすぎて、クライマックスの戦いが盛り上がり切らなかったかなという印象はあります。でもまぎれもなく「大怪獣バトル」の映画版だったし、新生円谷の意気込みもヒシヒシと感じられたし、なにより子どもたちがへとへとになるぐらい見入っていたことが、この映画の素晴らしさを物語っていると思います。
それにしてもゼロのお母さんはだれ?もしあの人なら、ゼロはウルトラマンと人間の間に生まれたハイブリッドということになり、それがゼロの、ほかのウルトラマンとは違う圧倒的な戦闘力と、ウルトラマンとは思えない心の弱さにつながっているのかな・・・なんて考えてしまいました。ゼロが強すぎるという意見も耳にします。確かに戦闘力は圧倒的です。でもそれ以外の部分では、弱いところがたくさん見えました。彼のドラマはこれからまだまだ描けそうですね。
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