ウルトラQから、初代ウルトラマン、そしてメビウス…
歴代ウルトラシリーズの撮影場所として著名な東京・世田谷の東宝ビルト撮影所(旧名東宝美術センター(美セン))&円谷プロ砧社屋がいよいよ取り壊しになるそうで、さる2日にそのお別れ会が盛大に執り行われたとか。
ウルトラ関係者の方々がブログでいろいろと惜別の言葉を述べられてらっしゃいます。
寂しいなあ…(T T)
▼さよなら・・美セン
▼さよなら・・美セン P2(以上あれから40年…アンヌのひとりごと)
▼ありがとう会(吉岡毅志公式ブログ)
▼思い出のビルト(小林雄次の星座泥棒)
昭和の時代を代表して、アンヌ隊員。
平成を代表して我夢&小林さん。
それぞれの愛情を込めた惜別の言葉が胸を打ちます。
ひし美さんの最初の記事なんか、もう当時の情景がありありと目に浮かんでくる素晴らしい文章。
あのサイケな「ウルトラセブン」のタイトルバックの色塗りを手伝う若き日のアンヌ隊員。
その汗びっしょりの笑顔を思わず想像してしまいました…
我夢=吉岡さんの記事もいいです(^-^)
僕が19歳から20歳の頃、一年間通いつめた母校とでも言うべき撮影スタジオ
忙しい最中、お別れ会に参加するだけでも偉いのに、単なるドラマの撮影所にここまで言ってくれる俳優さんはなかなかいないのではないかと。
吉岡さんのウルトラに関する愛情は本物なんだなあと改めて思いました。
こーいう人々に慕われている場がなくなってしまうのはやっぱり寂しいですよね…(T T)
寂しいといえば、もう一人お別れの会に参加された八木毅監督のブログ記事にこんな言葉が。
▼さよなら怪獣倉庫(八木毅のブログ)
1月末にウルトラマンティガからメビウスまで、ウルトラのキャラクターデザインを一人でこなしてきたデザイナーの丸山浩さんが円谷を退社しフリーになりました。
え、丸山さんまで円谷やめちゃったんだ…
丸山浩さんは、ウルトラマンのデザインにおいて、私の中では成田亨さんと同じくらい大きな存在です。
今だに”美しさ”という点で、ティガを超えるウルトラマンは存在しない!と思うほどに。
その人も今は円谷プロにいない。
怪獣倉庫もなくなってしまう。
まさしく何かの終わり。であるんでしょうね…
でも。
あまり感傷に浸っていてもいけない。
終わりは、また何かの”始まり”でもあるわけです。
我夢のように
ありがとう。そんで、さようなら。
と明るく手を振って、
さて、また一歩前に進むべ。しーゆーあげーん。
と前に進まなきゃいけないですよね。
そう、未来を夢見ましょう。
これからの新生円谷プロ・そして新たなウルトラに期待して!
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Comments [2]
No.1特警ウインスペクターさん
どうも 特警ウインスペクターです。新生円谷プロに大いに期待したいです。秋のウルトラマンは必ず見に行きます。そういえば、タイのウルトラマン訴訟は全面的に円谷プロ側が勝訴したらしいですね。よかったです。
No.2卓みぃさん
今回の記事はみんな同じ、寂しい気持ちではなかろうかと思います (;_;)
自分はたまたま去年の夏に足を運んで(といっても見学とかではなく単純に
自分の目で見てみたいなと思った次第で)旧社屋も東宝ビルトも
記念に写真撮ったりしてきたんですね。
「ああ、ここで、この街でゴジラやウルトラマンが…」って感慨にふけりながら
8月の暑い中、東京の喧騒のイメージとはかけ離れた世田谷の夏の1日、
閑静な街ん中を歩き回ったのを約半年経った今でもしっかりと覚えています。
もう今年の夏には行ってもないのかなぁ、と考えるとやはり寂しいんですけど
ここはアスカよろしくファンも「前へ進め」。
円谷ヒーロー達の更なる活躍に期待しましょう (^-^)/
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