映画&アクション監督の谷垣健治さんという方をご存知でしょうか。
長らく本場中国・香港でスタントマンとして活躍され、ウェズリー・スナイブスの「Blade2」にも武術指導で参加。
こんな著書もあられるアクション・スタント一筋!って方です。
日本特撮にもいくつか参加されていて、
・ジャスティライザー 29・30話
・ミラーマン REFREX
の他、この作品を監督なされていますね。
その谷垣さんがこの所手がけてらっしゃる作品、自称『中国マン』。
これがなかなかスケールの大きそうな特撮作品で、なおかつ興味深い秘密がありそうなのです…。
まず『中国マン』に関する谷垣さんのブログ・HPの事実記載をリンクしてみました。
▼お仕事一覧
▼ここ10日間ぐらい
▼お久しぶり
(ブログのほうにはあちこちに記載がありますが、内容に関して記述があるものを優先)
2006. 3 中国マン 中国発の特撮ヒーローもの。「カンフーハッスル」などが撮影された上海の広大なスタジオでの撮影。
という記述から
・ただのアクションではなく『特撮ヒーロー』ものである
そしてブログ記事から
・主演は中国人俳優
・主人公には10人の男たちと戦うアクションシーンがある
・2007年3月の段階で、9話まで撮影。6話まで編集中。
ということがわかります。
さらに、先月の映画秘宝誌の谷垣さんの連載コラムでさらに詳細が判明しました。
(↑この号です。まだ店頭に残っているとこもあるかな?)
これによると
・1年以上前からプロジェクトはスタートしていた(パイロット版)
・4月の段階で4話まで完成
・製作予定は全52話。
・監督は、H田さんという日本人である
さらに
・中国・上海の広大なスタジオにホリゾント&セットを構え、コンビナート・ビル群などのミニチュアも用意した巨大ヒーローものであるらしい。
です…。
そして、現在ネットのあちこちでは、この「中国マン」こそが
円谷プロ&中国の合作による”新たなウルトラマン”である
という噂が語られています。
本当でしょうか?
谷垣さんの雑誌コラムによれば、そろそろ発表されてもおかしくないタイミングに来ているらしいのですが、現在のところ、円谷プロからはそれらしい動きはありません。
特許庁の商標検索システムを見てみても、新しいウルトラマンらしき商標が新たに出願された形跡は今のところなし。発表間近であれば、まず商標が真っ先に登録されるはずですから、おかしな話ですね。(中国限定なら日本で登録されないのは理解できますが、まず日本を抜かした商売というのはありえないでしょうし(^-^))
この事実から、円谷プロが関わっているという噂には今のところまだ?がつくのですが、確かに上海には円谷プロの現地法人も存在しているはずですし、可能性は十分あります。
一つ前の記事でお伝えした、チャイヨー絡みの記事もなんかこの展開と関係ありそうな気がするんですよね。
元々中国版ウルトラマンというのはネオスのころからあった話(ネオスのデザインは没になった中国合作ウルトラマンが原型)ですし、円谷プロの悲願でもあったはず。
片手では、チャイヨー戦略を進めつつ、この「中国マン」を密かに準備していた…とすればかなり納得がいきます。
谷垣さんのコラムでの
ちょうど近くで撮影中だったイーキン・チェン(チャイヨーウルトラマンのウルトラマンエリート役)を陣中見舞いに行って、この「中国マン」の話をしたら、イーキンが
「へ?、「中国マン」ねえ。ふ?ん…」
と、とても気にしていた。
という記述が私も気になりました(^-^)
やっぱり新ウルトラなのでしょうか… だったらスゴイぞ!!
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。