またZEROさまの記事経由で(^-^)
石ノ森章太郎さん原作のアニメ『スカルマン』のPVが公開されました。
仮面ライダーの原点ともいうべきヒーローが初映像化!
うちの環境(FireFox)ではうまく動画が見れなかったんですが、次のURLをメディアプレイヤーで開けば大丈夫でした。
http://www.orcavision.co.jp/asx/geneon_rondorobe/070101_FrSk.asx
で見たところ、かなりスタイリッシュでアダルトな感じ(^-^)
それもそのはず、製作が ボンズ なんですよね。
サンライズから分かれて『鋼の錬金術師』でブレイクした実力派会社。
今ここの「エウレカセブン」に遅ればせながらはまっているので、かなり期待してしまいそうです(^-^)
あとキャラデザインの出渕裕さんが、シリーズ構成も兼ねるというのも気になります。出渕さんのお話部分への参加ってこれが初めて?(あんまり聞いたことないですが)
だとすると、かなりの思い入れのある作品なのかな?
元々この「スカルマン」というのは、石ノ森先生もかなり思い入れがある漫画だったみたいで、仮面ライダーの最初の企画はこのスカルマンの実写化だったんですよね(確か)
でも
髑髏のヒーローは縁起が悪い
という理由でスポンサーの猛反対にあって、バッタモチーフの「仮面ライダー」に企画変更されたという流れだったように思います。
(詳しく知りたい人は、平山亨さんの著書とかごらんになってください。あとウィキペディアなんかも)
ということで、最初に書いたように、「スカルマン」はいわば仮面ライダーの本当の原点にあたる作品なわけです。
その原点が、本当の”ダークヒーロー”
原作では、スカルマンは、連続無差別殺人の主犯という設定です。
いわば”連続殺人鬼”。
こういう点なんか、かなり興味深いですよね。
いわば、
石ノ森ヒーローにおける善悪の相対的価値観
平成ライダーで白倉プロデューサーが好んで取り上げられているテーマですが、それを最も感じさせるヒーローなわけです(ちなみに、私的にはこの点が円谷ヒーローと最も違う点だと思います)
悪であるけれども、ヒーローでもあるスカルマン。
その最も石ノ森ヒーローらしいヒーローをどう映像化してみせるのか…
アニメスタッフのお手並み拝見と行きたいとこです(^-^)
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Comments [3]
No.1石田豊武さん
どういう物語になるか、非常に興味があります。
石ノ森氏→島本氏の原作版だと、飛岡刑事なる人物が登場して「原作の本郷猛には似ていないが、藤岡弘、にはそっくり」と言われたりしていますが(そして大変なことになったりしていますが)、今回はオリジナル脚本なのかしらん。
ちなみに、出渕裕氏は同じくボンズのアニメーション作品「ラーゼフォン」にて総監督をなさっていますし、パトレイバーでも一部脚本を書かれているみたいです。
ラーゼフォンは非常に難解な物語で、説明的な演出は一切無く、主観の人物に分からないことは分からないとして描くかなり(視聴者に対して)ドライな演出だった記憶があります。
あの雰囲気は、確かにスカルマンに合っているかもしれません。
No.2ツバサ>石田さんさん
石田さん、コメントありがとうございます(^-^)
>出渕裕氏は同じくボンズのアニメーション作品「ラーゼフォン」にて総監督
あら、そうだったんですか。
ラーゼフォン…あのちょっとエヴァっぽいヤツですよね。
今度チェックしなくては。
>今回はオリジナル脚本なのかしらん。
公式HPに
原作独自の怪奇ムードを踏襲しつつ、キャラクター造形や舞台設定、人物設定などを大幅にリファイン。“架空の時代”の、“架空の日本”。影の首都と呼ばれる軍需都市を舞台に、ストーリーを思いきってスケールアップ。
とありますから多分そうでしょう。
スカルマンの本当の正体は───最終回まで誰にもわからないのだ。
というとことか面白そうですね。
推理劇な趣もありそうです。
No.3ka-byiさん
ボンズさん製作ですか・・・。期待大です。
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