ダークマター(暗黒星間物質)漂う未知の空間を通過しようとしている地球は、これから何が起こっても不思議ではない宇宙、アンバランスゾーンを体験しようとしていた…
というのは、2000年に発表された『ウルトラマンネオス』の基本設定。
ダークマターの影響で、怪獣たちが目覚めるというわけですね。
その「ダークマター」が本当に観測されたというのだから驚きです!
暗黒物質を初観測、ナゾの質量分布特定…日米欧チーム(読売新聞)
【画像】暗黒物質の3次元分布(時事通信)
奥行き約80億光年、縦横が最長で約2・7億光年の距離に及ぶ暗黒物質の立体構造を明らかにした。
80億光年!
ものスゴイ広大さですね。
ここまで来ると、ダークマター自体で一つの宇宙と言ってもいいのでは?
それこそ、まさに”暗黒宇宙”
皇帝とかいそうだけど(爆)
今回明らかにした暗黒物質の内部や周辺に、銀河が集まっていることも、観測で裏付けられた。
ほら、やっぱり暗黒宇宙だ(^-^)
でも空間さえもねじ曲げる高重力のダークマターの中に存在する銀河…
一体どんな世界なんでしょう?
ヒントになりそうなHPを見つけました。
なるほど、
高重力下では”時間は遅く進む”のですね。
少なくとも、私たちの宇宙とは時の流れが違う世界であるのは容易に想像できます。
もしかして時間も空間という概念からも大きく外れた世界なのかも…
その世界をなんと呼ぶのかは??ですが、そういう人知を超えたものが現実に存在しているというのはとっても”センス・オブ・ワンダー”。
想像するのが、刺激的で面白いです。
詳しく調べたら、特撮やアニメの設定とかいくらでも思いつきそう(^-^)
(関連ページ)
wikipedia 暗黒物質
ウルトラマンネオス公式HP(バップ)
狂騒する宇宙―ダークマター、ダークエネルギー、エネルギッシュな天文学者 | |
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Comments [3]
No.1紅玉石さん
あけましておめでとうございます...orz
これ、いわゆる「なんも存在しないはず」の真空にもなんらかの物質が存在して宇宙を形作ってるのではないかという話の延長上にあるのではないのかと、、、?
いや、それ自体がやたらと難しかったので素っ頓狂な理解な可能性もあるのですが。
前から存在しえないほどの大質量があるとしか考えられない(本来なら重力崩壊しているはず)恒星なども、少し説明できるようになるのかもしれませんね。
いや、面白い話題をありがとうございましたw
No.2SOUさん
スタートレックなんかも、このダークマターを
元ねたにつかったような設定は結構ありますしねえ。
これが解明されたら、なんか新しいエネルギーが
発見されると、おもしろいんだけどなー。
No.3えれがんとさん
こんにちわ。
ダークマターは一つが巨大質量とは限らないところがミソです。目や、望遠鏡を使って見ることができる(あるいは電波望遠鏡、赤外線望遠鏡などで)、いわゆる光っている天体の数で見積もった宇宙の(あるいは銀河の)総質量が計算より少ないという齟齬から考えられたものです、
記事にあったように、銀河団レベルであれば、大質量のものの存在が考えれらますが、私たちの銀河系内にもダークマター問題はあり(というか、そもそも、こちらが先)、その場合は非常に軽い質量とも考えられます。
ダークマター自体の正体が明らかになったわけではないので、楽しみはまだまだ続きます。
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