周回遅れ(T T)になってしまいましたが、30話「約束の炎」のレビューをば。
すっごい盛り上がりでしたね。
29話からの連続ストーリーは、個人的には第1話に匹敵する素晴らしい出来だったと思います。
特にこの30話は、いいセリフが多くて…(^-^)
以下それを中心に語っていこうかと。
リュウ「ミライ、行け!
お前はGUYSのクルーだろ。
行ってお前の強さを。
ウルトラマンメビウスの強さをタロウに証明してこい!
そして絶対に生きて帰って来い。約束だぞ!」
ミライ(涙ぐんで)「GIG!」
このシーン。もう、最高!
というか心が震えました。
防衛隊の一員として変身するウルトラマン…
それがこんなに新鮮で感動的とは。
はじめて、ウルトラマンが本当に”防衛隊の一員”になった瞬間だったような気がします。
負けるとわかってる戦いに無理やり行かせるリュウはひどい!
という意見も目にしましたけど、私はそうは思わないんですよね。
「ミライ=ウルトラマンメビウスは絶対に負けない」
そういう心の底からの信頼感が見て取れるもの。
それは周りのみんな、ジョージ・テッペイ・マリナ・コノミもおんなじ。
特にサコミズ隊長の想いがこもったまなざしが印象的でした。
そして変身したあと、同じようにみんなを見つめるメビウスも…
マスクに表情というかミライの”気持ち”が見えましたよね。
メビウスとGUYSの絆を強く強く感じたシーンでした。
メビウス「命をかけて戦うのは、笑顔でまた仲間たちに会うためです。
教えてくれました。大切な人が。」
タロウ「そうか…そうだな。」
決死の覚悟のウルトラマンタロウに、メビウスが伝えるセリフ。
これもまたいいセリフで、メビウスのテーマを象徴しているような内容です。
人間にもウルトラマンに教えられることがある…
これからつながる
人間>ウルトラマン(光)
という構図。
人間にはウルトラマンをも超えられる力がある。
というメッセージが、平成ウルトラマンとしてのメビウスのテーマの一つだと個人的には思っていて。
このへんは語ると長くなるので、いつかまとまった形で文章にしてみたいですが、今回見ていてやっぱりなあ…と思いましたね(^-^)
ジョージ「まだだ!俺の復帰戦見に来てくれるんだろ!」
マリナ「私はグランプリに出場する!絶対に見にきなさい!」
テッペイ「きっと立派な医者になる!君の怪我は僕がみる!」
コノミ「保育園のみんなが待ってるから!立ってー!」
リュウ「必ず生きて帰ってくるって約束したじゃねーか!ミライ!」
サコミズ「ミライーーーーー!!」
このへんなんか、もう目ウルウルでした。
回想シーンも効果バツグンというか(^-^)
この約束。
GUYSのみんながミライとした”約束”…
いわば、ミライへの”想い”ですね。
それが伝わっての”炎”バーニングブレイブの登場!
まさに「約束の炎」というわけで、タイトルもぴったり(^-^)
で、このパワーアップについては思ったこと、すでにこちらの記事に文章アップしています。
一見唐突に思えるバーニングブレイブへの変化。
それをフォローしたくて書いた文章なんですが、当のメビウススタッフも31話「仲間達の想い」で補完されていましたね。
ということで、続きは31話のレビューにて(^-^)
(ある程度まとめてはいるので、今晩か明日にはアップ予定。もうちょっとお待ちください(^-^))
(関連リンク)
ウルトラマンメビウス/#31『仲間達の想い』
ウルトラマンメビウス/#29『別れの日』
(ps)
本文には入らなかったけどちょっとした小ネタ。
ミライに気づくジョージの視力。
タロウとメビウスの会話を聞き取るマリナの聴力。
今だにGUYSメンバーの初期設定を大事にしてくれているんですよね。
できるだけキャラが”埋もれない”ように、”生かす”ようにしよう!
そういうキャラに対する愛情を感じます。
こういう脚本大好きです!!
Comment [1]
No.1集積屋さん
この回、見た直後は「なんていい最終回(笑)だ!」としか考えられなかったんですが、そのあとよくよく考えてみて、
29話における「死んでもかまいません」というメビウスの台詞、そして30話での「命に代えてもインペライザーを倒す」というタロウの台詞。
でも、その『命を捨てる』覚悟ではインペライザーは倒せなかった。
でも、その対極にある「生きて、また笑顔で会う」というリュウとミライの『必ず生きる』という約束があって初めて、無生物であるインペライザーを倒す事が出来た。
なんだか、言葉であらわすには僕のボキャブラリーが少なすぎるのですが、スタッフ(ってか脚本家の赤星さん)は友情のみならず「命の尊さ」みたいなものも書きたかったのではないのか…?などと考えてました。
…単なる僕の深読み、って事も考えられますが(汗)。
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