レビューアップちょっと遅くなりましたけど、実は、封切り日にしっかり見に行ってました(^_^)
『小さき勇者たち ?ガメラ?』!
もー、なんといっても”回転ジェット”!!
このシーンに燃えまくり!
歴代ガメラシリーズで、最高の回転ジェットを見せてくれたのではないでしょうか(^_^)
(以下、ネタバレあり。ご注意ください)
ジーダスに手も足も出ず、やられまくるガメラ。
高層ビルに叩き込まれ、あえなくダウンしてしまいます…
そして動けないガメラにとどめを刺そうと迫り来るジーダス。
ガメラ絶体絶命!
それを救うのが、子供達の”絆”。
ガメラにパワーの源になる”赤い石”を与えるため、見ず知らずの子供達が、危険の中、必死のリレーで、ガメラの元に向かう!(ちょっと、
この辺のところは、涙腺弱い人だと、けっこうジワっ!てくるかもしれません。)
そして、ついに赤い石をガメラに与える主人公!
その時、ジーダスの一撃が!
地上にまっさかさまに落ちていくガメラ…
ドカーーーーン!!!
地上に大噴煙が巻き起こる!!
ガメラ、死なないで??!!!
その時、噴煙の中から現れる一つの影…
それは…ガメラ!!
子供達の希望をのせて、回転ジェットで大空に舞い上がる!!
ちょっと長々とネタバレしてしまいましたが、このシーンには思わず大感動しました。
私が回転ジェットというギミック大好き!というのもあるんですが、それを見事にドラマの盛り上がりに組み込んでいてくれて、 グッジョブ!!
青い大空を飛ぶ(平成ガメラ初の昼間の回転ジェット!)ガメラの姿といい、
実に爽快感あふれるシーンになってました。
ガメラ好きには、もうたまんないです!
正直、映画としては、大傑作ではないと思います。
ジーンとはしたけど、泣ける…とまではいかなかったですし。
中だるみもしますし、物足りない点も多々あります。
ただ、不思議な余韻のある映画でもあるんですよね。
人間をくらうジーダスの恐ろしさ(スケールが小さいだけによけい人間に近い感じがして怖い!) といい、十分ハードな怪獣映画でありながら、普通の青春映画の香りがするんです。
雑誌(映画秘宝6月号)に掲載されていた、田崎監督のインタビューがけっこう興味深くて、ちょっと引用しますが
単に怪獣がミニチュアセットの中にいるだけでは、お客さんに訴求する力はないと思ってます。
そこには人間と怪獣の深い関係性があるべきで、それを描く以外ないだろうと思ったんですよ。(中略?ピーター・ジャクソン版「キングコング」の話になり)
「あんた(ジャクソン)のやりたいことはわかる。 オレと似てる!」って感じで(笑)
なるほどー。
『キング・コング』を見た人なら、よくわかると思いますが、狙っているのはあの線なんですね。
で、それは正しいと思います。
マニアックな怪獣映画の枠にとどまらず、人間と怪獣のかもし出す”ドラマ”を描こうとした…
成功しているかどうかは、見る人の判断にゆだねますが、そのチャレンジ精神は評価すべきだと思います。
悲しいことに、私が見に行った劇場の客入りは四割ほど。
封切り日としては、正直寂しいものだったんですけど…(T T)
でも、こういう新しい試みが成功しないと、特撮映画全体の未来が暗くなると思うのです。
だから、できるだけ、多くの人に見て欲しいなあ…
そう思います。
決して、つまらない映画ではないですから!
なんとか成功してもらって、成長した新たなガメラ=トトの雄姿が見たい!!(^_^)
Comments [7]
No.1SOUさん
なるほど、人間と怪獣のかもし出すドラマを描こうとした
ということなら、ある意味本来の怪獣映画の原点をふまえた
という面もあると思います。
というか少年少女映画、ジュブナイル映画をどうどうと
描ききったのかもしれませんね。
早く見に行かないとーーっ!(時間くれーっ。)
No.2ツバサ>SOUさんさん
すばやいコメントありがとうございます(^_^)>SOUさん
>というか少年少女映画、ジュブナイル映画をどうどうと
>描ききったのかもしれませんね。
うんうん。そんな感じです。
既存の怪獣ファンからは、嫌われるかもしれないけど、覚悟の上で、しっかりしたコンセプトは貫かれている…
そんな映画でしょうか。
ぜひぜひ早く見に行ってください?。
このままだと早々に○ち切りになるかもしれないし(涙
No.3まりんさん
こんにちは
ガメラ見ました?
油断してました。大泣きしちゃいましたよ。
続き作って欲しいなぁと思いました。
No.4ツバサ>まりんさんさん
コメントありがとうございます!>まりんさん
泣けましたかー。
リレーのシーンとかは確かに私も涙腺決壊一歩手前って感じでした。
ラストのバリケードとかもねえ。
続編。なんとか出来ないもんですかね。
取りあえずは啓蒙しかないか(^^)
No.5大阪歩さん
「小さな勇者たち」観させていただきました。
涙腺がゆるいなあというのを痛感いたしましたよ。最初の自爆もそうですがぶたの手描きメニューにさえも。
おっしゃるとおり映画としては問題点の多い作品だと思いますが私も続編を作って欲しいですね・・・。
No.6ツバサ>大阪歩さんさん
こんにちわ!>大阪さん
お返事遅くなりましてすみません。
>最初の自爆もそうですがぶたの手描きメニューにさえも。
全体にすごくていねいに作られた映画という印象で>小さき勇者たち
手書きメニューのシーンとかはさりげないけど、主人公の亡き母への想いを伝えるいいシーンですよね。
ただこういう日常描写を重視するぶん、アクションスペクタクル映画としての盛り上がりに終盤やや欠ける…というところが弱点のようにも思えます。
そのへんの反省も含めた続編はぜひ見てみたいですね!
そのためには、映画をできるだけヒットさせないと…
自分にできることとして、ネットの面白いレビューリンク集でも作ってみようかなとちらっと思ってます(^^)
No.7ツバサさん
今ちょっとマックでひと休みしてまして(^^)
ガメラ!ギャオス!の声にふと見ると、前の母子連れがまさにこれからガメラ見に行くみたいなんですよね。
男の子がすっごく興奮してて、ガメラのこと語る語る(^^)
手にはしっかりガチャポンのガメラ握りしめててるし。
男の子「今度のガメラは子供なんだよ!」
お母さん「ふ?ン。亀は万年っていうけど、ずいぶん若いんだネ」
この会話になんかウレシクなっちゃいました。こういう子がいてくれるんなら、まだまだ未来は明るいなって。
じっくり見るんだよ?>少年
泣くんじゃないぞ!(^^)
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