当ブログの記事もけっこう増えてきて、もうすぐ３ケタ・・・
一応、ウルトラ・ライダー・怪獣・その他とバランスよく取り上げてるつもりなんですけどね。

でも『東映特撮ヒーロー』のカテだけ何か少ないなあ・・・
確かに『マジレンジャー』 とか戦隊モノはそのうち書くつもりで全然書いてないけど、他に、 何か大事なものを書き忘れている気が・・・

？？

あ！

そうだ！あの番組を忘れてた！！

今年は酉（とり） 年。

その酉年の平和を守るあの３人を忘れていました！！
アタシとしたことが何とした不覚！！
もっと早く取り上げるべきでした！！！

ということで、
今日ご紹介するのは、アタシの大好きなスーパーヒロイン。

花と散ろうか咲かせよか！
あの『有言実行三姉妹　シュシュトリアン』です！


シュシュトリアンは何と、ウルトラマンと競演したこともあるんですよー！
この話はまた別記事で取り上げたいと思いますが、
まずは、簡単に番組のご説明をば。

●番組の簡単な紹介
『シュシュトリアン』が放映されたのは、酉年の１９９３年です。
時間は、フジテレビ系日曜９時。
｢ポワトリン｣｢トトメス｣など１２年間続いた
いわゆる｢不思議コメディーシリーズ｣のトリを飾る作品です。

主人公の山吹三姉妹は、お正月、ふとしたコトから” お酉さま”に出会い
彼に代わって、酉年の平和と幸福を守る、正義のスーパーヒロイン
”有言実行三姉妹　シュシュトリアン”に変身する能力を授かります。

シュシュトリアンの３人です。
和風の衣装デザインが、けっこうインパクト大でしたねー。

このシュシュトリアンが遭遇する事件。中身も敵も妙な奴らばかり！

例えば、

 
相撲ファンの女子高生にまわしをつけさせ、強制的に土俵いりをさせる” 怪人大相撲”

そ いつの膏薬（こーやく）を貼られると、 妙なヘリクツばかり言い出す奇病にかかる”妖怪ヘリクツ”

｢シュシュトリアンを鯉のぼりにして、ローアングルから写そう！！ (笑）｣
を合言葉にパンチラ激写を狙う”怪人カメラ”

 
普通じゃない人を狙う謎の三人組”普通戦隊サラリーマン”

シュシュトリアンの大ファンで強盗した金でファンクラブを作ろうとする” シュシュトリアンの父”

悪事で儲けたお金を、 宇宙の田舎で待っている家族に仕送りしている出稼ぎ宇宙人” ETおばさん”

などなどなど・・・

ホントいっぱいあって書ききれません(^^)が、そのヘンテコリンな世界が何となく伝わりますでしょうか？？
もーホントにぶっとんでいて、 爆笑のスーパーシュールな世界なんですよー！

だいいち、お酉さまが、三人をシュシュトリアンにした理由からして、
”自分がカラオケなしで生きられない体になってしまったから”ですからねー！
で、仕事はシュシュトリアンに任せて、自分はカラオケ三昧と（笑）
ホントめちゃくちゃ(^^)

で、シュシュトリアンは、毎週、この変な怪人たちと闘い、倒して、最後に格言で” お説教”して成仏（？）させるのです。
格言っていうのはまあ、ことわざですね。

例えば、

さっきの膏薬で悪さを働く怪人ヘリクツには

｢古人曰く、理屈と膏薬はどこにでもつく｣と一蹴！

他にも
｢古人曰く、過ぎたるは猶及ばざるが如し｣とか
｢古人曰く、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い｣とか
｢古人曰く　人のふり見て我がふり直せ｣とか。

この格言で締めるってのは、またいい味出していて・・・
妙なカタルシスがあるんです。
毎回今週はどんな格言で締めるのか、楽しみだったりして。
格言に感動して、号泣しながら成仏する怪人たちが、また笑えます。

ちなみにウルトラマンと競演した回は、
｢モロボシダン曰く、闘いは血を吐きながら続ける悲しいマラソンのようなものだ｣ とか言ってましたねー(^^)

この作品のメイン脚本は浦沢義雄さん。
そう、あの爆笑戦隊 （笑）じゃなかった
｢激走戦隊カーレンジャー｣の脚本でも知られる方！

｢シュシュトリアン｣はまさに、この浦沢ワールド全開！

カーレンジャー大好きのアタシとしては、笑いあり、 シュールあり、燃えあり、 そして感動ありのこの｢シュシュトリアン｣は、 特撮ヒロインモノの中では、今まで最高にはまった作品です。
なんせアルバイトしたお金でビデオ全巻揃えたくらいですから・・・

あー、次はこれまた個性的な、メインキャラクターのご紹介といきたいところなんですが、 長く書きすぎました・・・
で、（２）に続きます！！

有言実行三姉妹シュシュトリアン VOL.1
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