ちょっとしたことですが、昨日の記事で書けなかったこと。
『仮面ライダー響鬼』と『ウルトラマンネクサス』
唐突ですが、この2本の作風って全然違います。
響鬼は、のんびりスローライフ的な展開の、
癒し系って感じ?
片やネクサスは、ハードで、後半怒涛の展開を見せるシリアス系。
響鬼には、ネクサスみたいな殺伐とした感じは、ちょっとアレだし・
・・
(魔化魍を憎み復讐の念にかられるヒビキさんとかなんか響鬼のテイストに反しているっていうか・・・)
ネクサスには、響鬼みたいなまったりとした感じは合いませんよね。
(「コモン隊員。第一歩だね(^^)」とニコっと微笑む副隊長なんて、想像がつきません(爆))
でも、この2本、すごく共通している点があると思うんです。
それは・・・
人との絆。
両作品とも、それが物語のテーマのような気がすることです。
ネクサスでは、4人のデュナミスト・ウルトラマンになる者たちの、心の絆-想いの連鎖-が描かれます。
それぞれつらい過去を抱えながら、自分なりに一生懸命疾走し、
そして想いのバトンを次の走者に渡すデュナミストたち。
彼らの戦いは、やがて回りの人々の共感を呼び、それは、大きな人々同士の心の絆に広がって、あの感動の最終回へとつながっていきます。
そして、響鬼。
響鬼のテーマは、恐らく”世代間の絆”です。
親から子へ。
兄から弟へ。
人生の先輩から後輩へ。
さまざまな物が、上の世代から下の世代に受け継がれ、またその下の世代に託されていく。
そういう人間同士の絆こそが重要なんだ。
”子は親の背中を見て育つ”ということわざは正しいんだよ!
とスタッフの方々は、作品を通じて語っているように感じるのですね。
この2005年という年に、
たまたまライダーとウルトラという特撮の2大タイトルが似たような主題を扱っている・・・
これはどういう意味があるんだろう・・・と考えている最中です。
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